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Martin 2-18 (1898)

SOLDOUT

CONDITION:
EX+++
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
46mm
BRACING:
Original Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
622mm
BINDING:
Brazilian Rosewood(TOP)
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
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1898年製 2-18が入荷しました!!
MARTIN社で、シリアルナンバーの管理が始まる、初年度の大変貴重な1本です!

アディロンダックスプルースのトップは、明るい色をしていて、ヴィンテージならではの、渋く枯れた質感です。
細かく詰まった木目。繊維も密度が高く、硬くカリンカリンの響き。
薄いバーニッシュ仕上げの塗装も味わい深いです。

ロゼッタの装飾も素晴らしく、
中央の寄せ木細工は、マルチカラーのロープパターン。
内周外周の白黒パターンのパーフリングは、黒いラインが太く存在感があります。
グレーベンのギターは、この雰囲気を参考にしていると思います。
このカラーの入ったロゼッタは1908年まで使われていました。

ボディ外周は7プライのウッドパーフリングで、とても綺麗な仕上げです。
ブラジリアンローズウッドのバインディングも高級感があり、丸みのある面取りされた、優しい感触で、
抱えた時のフレンドリーな感じも、仕上げの上質さを感じさせてくれます。

ブラジリアンローズウッドが使われたサイドバック。
サイドは素直な柾目材。バックは、黒い蜘蛛の網のようなスパイダーウェブの杢目が特徴的で、
ダークな色味で、魅力的なルックスです。
現在では、スタイル18モデルのサイドバックといえば、マホガニーですが、
マホガニー材がサイドバックに使われたのは、1917年頃からで、それ以前は、ブラジリアンローズウッドが使われていました。

スロテッドスタイルのヘッドも味わい深く、
ヘッドの、四角いスロットの内側は、立体的に膨らんだ削りになっていて、角度を変えて、ななめから眺めても立体的で、フォルムが、なんとも美しい仕上がりです。

ザイデル社製のペグも、当時の彫金のプレートの精巧さ、象牙のペグボタンも雰囲気抜群です。
なんと言っても、滑らかな使い心地は驚異的で、とても満足度の高いチューナーです。

指板、ブリッジはエボニー。
色がとても黒く、密度のある素晴らしい材が使われています。

この時代は、まだ指板のポジションマークがなく、クラシックギターと同じで、サイドのポジションマークもありません。
1901年以降、このギターの少し後の時代から、徐々に5.7.9フレットにポジションマークが加わっていきます。

ピラミッドブリッジは、繊細な作りで、オリジナルの形が綺麗に残っています。

薄い仕上げのオリジナル塗装の質感、細かく詰まったトップ材、サイドバックの魅力的なルックス。
サイデルのアンティークチューナーなど、良いものが組み合わさった、とても上質なギターです。
見どころの多い、歴史的なアンティークMARTINをぜひ味わってください。

ボディ1弦側、トップボトムに、2箇所クラック修理があります。
この頃のギターはとても材が薄く、軽く出来ており、どうしてもクラックは入ってしまうと思います。
3,4,5弦のペグボタンは交換されています。
ブリッジピンは、当時は手作りで大きさのばらつきがあり、オリジナルかどうかの判断が難しいですが、
五つは雰囲気が近く、一本は違う時代のものかもしれません。
サドルは象牙で、雰囲気良く交換し、弾きやすくセッティングしています。

オリジナルの象牙のナット、バーフレット。ブリッジ。オリジナル塗装で、コンディション良好のヴィンテージです。

ナット幅46mm
スパニッシュシダーのネック。よく手に馴染む、なだらかなVシェイプです。
ブレーシングはファンブレーシングではなく、Xブレーシングです。

1800年代のナイロンで鳴らすサウンドは本当に素晴らしく、軽く爪弾くだけでレスポンス良く音が前に飛んで行きます。
この時代の、MARTINの甘いトーンが、現代まで脈々と繋がっていて、その後のMARTINにも通じるものを感じます。

PAのない時代に、生音で楽しんでいたギターなので、とてもボリューム感があり、
正面で聴くと、とても立体的で、細かなニアンスまで、繊細な表現力にうっとりします。
単音の美しさが素晴らしい楽器で、ジャズやブルース、ボサノヴァなど、いろんなジャンルで、何を弾いても絵になるトーン。
ライブでももちろんですが、リビングで弾くギターとして、最高の贅沢品だと思います。

この時期ならではの単音を鳴らしただけで、繊細に震えるヘッドからネックとボディ!
小さいボディですがそれを感じさせない音量と音抜けの良さは本当に魅力的だと思います。

是非一度、この年代のアンティークMARTINを触ってみてください。お勧めの1本です!!!