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Gibson NICK LUCAS (1934〜41)

SOLDOUT

CONDITION:
EX++
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Figured Maple
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
44mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Original Fire Stripe
SCALE:
630mm
BINDING:
White
TUNER:
Waverly Nickel
CASE:
Original Hard Case
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世界中のコレクターの憧れとも言えるオリジナルのニック・ルーカスモデル!
オリジナルでも様々な仕様があるこの機種ですが、その中でも最も入手困難なフィガード・メイプルS/Bで14Fジョイントの個体です!

1927年から生産されたニック ルーカスモデル。(ホブ・ディランが使用していた事でも有名)
初期のモデルは13 1/2インチボディですが、このモデルは第2期と呼ばれ、1930年頃から登場する14 3/4インチボディです。

ニック ルーカスモデルは1927年から1941年までの間、様々な仕様変更があり、同名モデルとしては非常に多種なバージョンが作られています。その中でも1934年から造られた14フレットのメイプルモデルは、試行錯誤されて到達したニックルーカスモデルの完成バージョンとしてだけでなく、ギブソン史上、最高のアコースティックギターとしての評価をされていますが、売りに出る事があまりにも少ないため、ほとんどのプレイヤーはそのサウンドについて述べる事ができませんでした。

ニックルーカスモデルはボディ内部の白いラベルにシリアルナンバーが書いてありますが、1928-29年頃にラベルだけ先に大量に作られており、このシリアルナンバーは正確な年代を特定するのに信用性がありません。
年代を特定するにはネックブロックに書いてあるFONナンバー(Factory Order Number)を見るのですが、この個体のFONナンバーは滲んで判別ができないため、正確な年代は不明です。(FONナンバーは全て資料として残されている訳ではなく、不明な物も多くあります)

TOPはアディロンダックスプルース。現在の木材とは違い、杢目が細かく、均一です。
サンバーストカラーもとても美しく、とても素晴らしいルックスのギターです。
サイドバックは杢目の美しいフィガードメイプル材が使われています。

黒塗りのヘッドにはパールのギブソンロゴ。ロゴの下にはフルール・ド・リスのインレイが施されています。
チューナーはウェーバリィに交換されています。
指板、ブリッジはブラジリアンローズウッド。指板にはお馴染みの様々な形のインレイが各ポジションに装飾されています。
ブリッジは初期の形状と違い、馴染み深いレクタンギュラーブリッジです。
サウンドホール周りには白、黒、白のシンプルなロゼッタ。
ボディ内部のブレーシング、ブリッジプレートもオリジナルです。
ピックガードはオリジナルのファイアーストライプ。やはりこのピックガードのルックスはいつ見てもグッとくるものがあります。
ボディ周りは白と黒のパーフリング。バインディングは指板と同じく白の仕様です。

トップのブリッジ下に2箇所、指板エンドからサウンドホールにかけて2箇所、バックの左下に1箇所、クラックの修理痕があります。
塗装のチェッキングは有りますが、全体的には綺麗な状態で、塗装の光沢も残っています。
ナット幅44mm。綺麗な杢目のマホガニーネックで、Vシェイプ。
ハイポジションまで、少し太めのしっかりとしたネックです。
弦高は12Fの6弦で2.3mm、1弦で1.8mmと低めにセットされています。
ボディ・ネックともにコンディションの良いギターです。

このギターは、一般的に市場に出回りやすい1927年~ 1930年あたりの12F仕様のニックルーカスとはまったく別もののサウンドです。
14フレットのメイプルモデルは、より堅牢な構造、14フレットのブリッジ配置、メイプルボディの音質により、非常にラウドでバランスが取れたギターになっています。

メイプルらしい図太い出音が印象的で、フィンガーピッキングで力強く弾いても、音が濁らずにクリーンで洗練されたトーン!!
ボディは小さいですが、厚みはしっかりとある分、深い音が出せるのにレスポンスの良いキレのあるサウンドです。
アーチトップのような立ち上がりの速さと残響音、倍音感、フラットトップのような暖かさ、繊細さがうまく混ざり合った独特のサウンドです。

ブライトで芯の太い低音と突き刺すような大音量の高音。全体的には経年変化でカラッとしたトーンで、深い響きなのに音が軽く出るこのニック・ルーカス特有のサウンドは他のギターや現代のギターでは絶対に実現出来ないサウンドです。
ストロークした時にズバッと全音域が一気に前に出てくる感じはこの年代のギブソンギターの大きな特徴の1つだと思います。

ビンテージ・ギブソンで聞きたいと思うサウンドが全て詰まっているようなギター!!
世界中探しても滅多に出てこない大変貴重なギターです。是非この機会に現物をご覧ください!