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Martin 2-18 (1898)
¥880,000. (税抜¥800,000.)
- CONDITION:
- EX
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 45.6mm
- BRACING:
- Original Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- ー
- SCALE:
- 620mm
- BINDING:
- Brazilian Rosewood(TOP)
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hard Case

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1898年製の2-18!
シリアルナンバーで管理される初年度の大変貴重な1本です!
TOPはアディロンダックスプルース。
少し見ただけでも近年の材とは違う雰囲気で、素晴らしい材だと思います。
S/Bはブラジリアンローズウッド。
杢目が真っ直ぐ伸びているとても綺麗な材です。
多くの方に知られているマホガニースタイルの18は1917年頃からで、それまではブラジリアンローズウッドが使われていました。(ちなみにスタイル17も同じで、こちらは1909年からマホガニーS/Bに変更)
ヘッドは四角い穴のスロテッドの仕様。ヘッドプレートは独特な杢のブラジリアンローズウッドです。
当時は職人の手作りで、穴の側面の部分は平らではなくRが付いていて、立体的な仕様になっています。
このような細かいところの美意識もとても高くて、よく見れば見るほどマーチンというギターの虜になると思います。
チューナーはオリジナルで、美しい彫刻の入った仕様です。つまみはオリジナルが残っています。
指板、ブリッジはエボニー。
こちらも色がとても黒く、密度のある素晴らしい材です。
本来ならこの頃はまだ18スタイルでもポジションマークがないのですが、後からドットインレイが足されています。(スタイル18のポジションマークは1901年から)
ブリッジに関しては過去に大きい物が貼られたようで、それをオリジナルに近い形の物に戻しています。
その為、痕が残っています。
サウンドホール周りにはマルチカラーの寄木細工が入ったスリーリングのロゼッタ。
このマルチカラーの入ったロゼッタがとても雰囲気が良く、素晴らしいルックスだと思います。
このカラーの入ったロゼッタは1908年まで使われていました。
ボディ外周はロゼッタと同じくウッドのパーフリングで、ボディトップのみブラジリアンローズウッドのバインディングが巻かれています。
チューナー、フレットはオリジナル。
ナット、サドル、ブリッジ、ブリッジピン、エンドピンは交換されています。
ブリッジ周りに塗装のタッチアップありますが、他の塗装はオリジナルで、ボディトップに1箇所クラック修理があります。
この頃のギターはとても材が薄く、軽く出来ており、どうしてもクラックは入ってしまうと思います。
その他にボディエンドに3箇所小さな穴があり、過去にテールピースが付けられていたようです。
この年代はスパニッシュシダーネック。ブレーシングはファンブレーシングではなく、Xブレーシングです。
この時期のXブレーシングらしいキリッとしていてクリアなサウンド。
1800年代のマーチンのサウンドは本当に素晴らしく、軽く爪弾くだけでレスポンス良く音が前に飛んで行きます。
当時からマーチンの甘いトーンは健在で、リビングで弾くギターとしては本当に最高だと思います。
何を弾いても様になるサウンドで、ジャズやボサノヴァなども良く合うと思います。
この時期ならではの単音を鳴らしただけで震えるボディや小さいボディですがそれを感じさせない音量と音抜けの良さは本当に魅力的だと思います。
是非一度この年代のマーチンを触ってみてください。
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