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Echizen Guitars R-1 (2022)

SOLDOUT

CONDITION:
NEW
TOP:
Bear Claw German Spruce
SIDE   BACK:
Premium Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
44.5mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Clear
SCALE:
648mm
BINDING:
African Blackwood
TUNER:
Scheller
CASE:
Basiner
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com
営業時間(月曜定休)
平日 11:00~20:00
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Echizen Guitars 2022年。最新作。
ショップオーダーで製作した、R-1です。

数年前に、工房で選定した、
ベアクロージャーマンスプルースと、サイドバックのブラジリアンローズウッドは、
いずれプレゼンテーションモデルに使う予定で、あたためていた材を使いました。
古材のホンジュラスマホガニーネックと、素晴らしい組み合わせで、シックで美しい新作が完成しました。

トップ材の、ベアクロージャーマンスプルースは、
色白のとても綺麗な材で、サウンドホールやブリッジから、放射状に、水の流れのように、
細かくべアクロー杢のフィギャードが上品に輝きます。

印象的なロゼッタは ブラジリアンローズウッドのリング。
ロゼッタの内外周や、トップのパーフリングに、アフリカンブラックウッドが使われ、
ボディのバインディングも、アフリカンブラックウッドの落ち着いた色調で仕上げています。
白いトップ材、真っ黒なサイドバック、黒いバインディングの組み合わせで、シックな素晴らしい雰囲気になりました。

サイドバックは、赤黒く、魅惑的な杢目のブラジリアンローズウッドが使われています。
バックのセンター付近はブックマッチで、黒い特徴的なラインが走り、
ボトムにかけて、赤褐色のゾーンへのコントラストが素晴らしいです。
サイドも赤褐色の美しい材で、ショルダー部や、エンドボトムも素晴らしい質感です。
とくに、光沢があるフレンチポリッシュの艶感が手伝って、ブラジリアンローズウッドの杢目が色鮮やかです!!

ネックには、日本に輸入されてから40年経過している、古材のホンジュラスマホガニーが使われています。
密度の濃い美しいマホガニーのネックで、やや肉厚なシェイプの持つ質量感から、非常にファットな音、ネックの良さを感じます。

ヘッドプレートは、表裏共にダークなブラジリアンローズウッドを使い、
エボニーのように黒く、とても締まったルックスになりました。

チューナーもドイツ製のシェラーを使い、スマートな仕上がりです。
ブッシュのない構造も、ヘッドにスッキリと収まり、ヘッド裏のブラスプレートのオーバルの形状など、
シンプルな機能美を感じさせてくれ、越前さんの作品にピッタリです。
精度も高く、ギアを回す感覚も安定感があり、とても満足度の高いチューナーです。

エボニー指板の、指板脇のポジションマークは、
マザーオブパールのスモールドットで、演奏者の視線から、とても明るく、鋭く輝き、視認性が高いです。

材の選択、インレイなどスペックの細部に至るまで、妥協なく豪華な仕様を盛り込み、
見どころが多く、美しいショップ特注モデルが完成しました!!

付属のケースは、実用的なbasiner(ベイシナー)の、ギグバックです。
テーラーメイドのようなデザイン、質感も良く、小物の収納もたっぷり余裕があり、厚みのあるタフなキャリングケースです。
不意の雨の時でも、便利なレインコートも付属しています。

ナット幅44.5mm。

色白のベアクロームーンヨーロピアンスプルースと、赤黒い鮮やかな古材のブラジリアンローズウッドの組み合わせで、
締りのあるクリスタルな響きなのですが、あたたかく粒立ちのやさしく広がる、とてもウッディなサウンドです。
ネックもスーンと響く、自然な反応で、オープンなとてもやわらかい反応です。

ベアクロー材らしい、密度の高いトップの繊維を感じさせてくれる、非常に弾力性のある瞬発力と、
サイドバックの懐の深い、甘く広がる倍音感。高域の澄み切ったリバーブ感の音像が大きく、
複雑に沢山の倍音が重なり、粒立ちの良い明るい華やかなトーンが印象的です。

とても存在感のある太い出音は、前で聴くいていても、ボディやネックが振動して、シンプルに木が鳴っているのだということを感じさせてくれ、
弦楽器の楽しさ、生音の魅力を存分に味わえる、すばらしい作品になりました。
戦前のヴィンテージギターの弾き味にも似た、木の感触、木の香りが感じられる、とても瑞々しく、ナチュラルなトーンです。

美しい仕事ぶりと、奔放なサウンドと、近年ますます充実し、
Echizen Guitars のクオリティは、ルックス、サウンドともに文句無しの完成度です!!

大自然豊かな、山梨県北杜市に工房を構える越前良平。

現代の音楽シーンの中で、ジャズ、ワールドミュージックなど幅広いプレーヤー達が大絶賛する人気ルシアーです。
パット・メセニーの音楽と出会ったことがきっかけで、ギター製作家の道を志しました。
2010年、単身カナダに渡り、リンダ・マンザーの紹介を受けて、カナダのマスター・ルシアー、サーゲー・ディヤングの門を叩きました。
サーゲーの工房で過ごした、二年間の修行の中で、まずクラシックギターの製作技術を習得し、のちにスティール・ストリングスモデルの工法を学びます。
2012年に帰国して、工房を構え、年間10本ペースで、製作をしています。
自然の恵みである、木材の魅力を活かした美しい作品は、一本一本ハンドメイドで、「百年以上使える楽器」という願いを込めて、確かな木工技術で製作されています。
接着にニカワに使い、フィニッシュには音響のために理想的な、フレンチポリッシュで丁寧に仕上げらます。

温もりのある木の鳴りを大切にした、奔放でオープンなサウンドは、
アルゼンチンのキケ・シネシ、ブラジルのギンガなど、インターナショナルな有名プレーヤー達が大絶賛。
日本では、小沼ようすけ、伊藤ゴローなど、数多くのミュージシャンが愛用。
幅広いアーティストにアピールする独自の世界を築き上げています。