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Kevin Kopp K-45 (2023)
- CONDITION:
- NEW
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Madagascar Rosewood
- BRIDGE:
- Madagascar Rosewood
- NUT WIDTH:
- 43mm
- BRACING:
- Original Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Fire Stripe
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Waverly Snakewood Buttons
- CASE:
- Original Hard Case
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ケビン・コップ 2023年製。
K-45モデルが完成しました!!
近年の光沢感のあるフィニッシュが、よりヴィンテージの質感豊かな仕上がりになった、ショップオーダーの最新作。
トップは、美しいアディロンダックスプルース。
コップ独特の木になじんだ風合いの、戦前スタイルのサンバーストフィニッシュ!!
今回は、光沢感の強いフィニッシュで、とてもヴィンテージライクな仕上がりです。
白黒白のワンリングのロゼッタに、ピックガードはファイヤーストライプ柄。
ストレートの短冊形のブリッジは、美しいマダガスカルローズウッドを使って、ロングサドルのスタイルで再現しています。
マホガニーのサイドバックも美しいです。
濃いマホガニーブラウンのカラーリングに、ローズウッドのように杢目が走っています。
バックは、縦のラインがスッキリ走り、赤黒い筋が印象的です。
サイドも、硬く密度があり、ショルダー部や、エンドボトムがエキゾチックなルックス。
サイドバックともに、濡れたような光沢感で、とても美しいギターです。
マホガニーのネックは、43mmのナット幅。
なだらかなUシェイプで、演奏性が高く、ストロークでもフィンガーでもバランスの良いネックシェイプです。
黒い精悍なヘッドに、白いパールインレイのKOPPロゴが、鮮やかに輝きます!!
エボニーの美しいヘッドプレートも塗装が薄く、木の凹凸が感じられます。
こういう仕上げは、ハンドメイドならではの上質さです。
チューナーは、ウェバリーのオープンバックを採用。
ペグ ボタンに、スネイクウッドを今回は選びました。渋い組み合わせになったと思います!!
指板には、色気のある美しいマダガスカルローズウッドが使われ、シンプルなスモールドットのパールインレイが上品に輝きます。
赤味のある、スッキリと縦のラインの走るマダガスカルローズウッドの選び方が、コップならでは!!
軽やかボディ、極薄塗装の、抜けの良さは、新しいギターを弾いている感じがしません!
今回のサウンドは、また一段と素晴らしいです!!
接着にニカワが使われ、ウッディな鳴り方や、あたたかいトーンが特徴的なコップですが、
メタリックな切れ味があり、とてもクリアーで、透明感のある響きが最高です。
ヴィンテージ、戦前のギブソンに感じる、澄んだ響きを感じられ、
レンジも広く、パワフルで、音像の大きな鳴りは、Gibsonの良さを、さらにレベルアップした感覚です。
ボディやネックの、自由な振動が感じられ、奔放で、とても自然で抜けが良さが、とても心地よいギターです。
ダイナミックな素晴らしいサウンド。是非、味わってください。
Kevin Kopp ケビン・コップ
Kevin Koppはギブソン出身のルシアーです。
1992年からモンタナの工場で働き、すぐにカスタムショップへ加わりました。同じくギブソン出身のルシアーのジョン・ウォーカーや、マスタールシアーのレン・ファーガソンらとギブソンのハイエンドモデルの製作で活躍しました。
1989年からギブソンのアコースティックギター部門の再興をした、モンタナ工場の90年代のギブソンには、素晴らしいギターがたくさん作られていた印象がありますが、ちょうどコップが働いていた時と重なります。
また貴重なヴィンテージの大物の修理をまかせられるリペアマンとして、北アメリカや日本のコレクターの、ヴィンテージギターの修理や修復をする事で、さらに技術を磨きました。
カスタムショップで10年間働いた後、ギブソンと同じモンタナの街に工房を構え、一人で製作しています。
カスタムショップでの活躍と、ヴィンテージギターの修復の経験から、彼の製作したギターはすぐに評価され、即完売の続く人気ルシアーになっています。有名なところでは、Leo Kottke(レオコッケ)が、コップギターを二本愛用しています!!