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Martin 000-28 herringbone (1936)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.2mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing(Forward Shifted)
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 632mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- GROVER
- CASE:
- Hard Case
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プリウォー・マーチンの中でも貴重なフォアードXスキャロップブレーシング期の1936年製オリジナルOOO-28ヘリンボーンが入荷しました!!
トップは、杢目の詰まったアディロンダックスプルースで、キャラメル色に焼けた良い顔をしています!
少し曇ったべっ甲柄ピックガードは、ダークブラウンの色といい、マーブル模様も雰囲気よく、style-28のロゼッタ、寄せ木のヘリンボーントリム。アイボロイドバインディングと味わい深いルックスです。
サイドバックは、ブラジリアンローズウッドの、素直な柾目の美しい材が使われています。
バックセンターストライプは、ジグザグパターンの寄木細工のサイズが太く、存在感があります!
ネックは美しいマホガニーが使われています。
1 3/4サイズのTバーロッドのワイドネック。
肉厚なネックで、ローのC形状から、ハイフレットのVの形状に向かって厚みを増す、特徴的なVネックです。
指板は黒いエボニーで、スロテッドダイヤモンドのポジションマークがすっきり輝きます。
30年代の角ばったヘッド形状。
ヘッドプレートも素直なブラジリアンローズウッドで、ペグはグローバーのオープンバックのバタービーンタイプ。
全体的にリフィニッシュされており、チューナー、マーチンロゴ、ピックガード、ブリッジ、フレット、ナットサドルが交換されています。エボニーのベリーブリッジはロングサドル仕様。ブリッジプレートはオリジナルのスモールメイプルです。
ピックガードとブリッジの間のマーチンクラック、トップのセンターシーム部分にクラックの修理痕、バックの左端にクラックの修理痕が有りますが、キズは少なく綺麗な個体です。
リフィニッシュやパーツ交換はありますが、非常によくセットアップされているギターで演奏性は抜群です。
弦高は12Fの6弦で2.5mm、1弦で2mm。気になるような指板の減りもなく、フレットも交換済みで弾き心地は良好です。
時間を経て、使い込まれた枯れたサウンドはさすがに素晴らしく、たっぷりと太く鳴ってくれます。
6弦のパワーがあり、全体の音の厚み、迫力が違います!!
MARTIN社のスティールストリングス・サウンドが完成したと感じさせてくれる、とても密度が高く、濃密なトーン。
フラットピックでの野太く、ラウドなサウンドは、このサイズのギターとは思えない重厚感があります。
フィンガーピッキングでの、澄んだリバーブ感、ハイポジションでの音の伸び、艶のあるクリアーなサウンドも魅力的で、
一度弾き始めたら手放せなくなってしまうヴィンテージ・トーンです。
この頃のギターはリフィニッシュされていても、やはり根本的なサウンドが他の年代とは異なると思います。
音が太く、重たく、芯があり、単音で鳴らしただけでも音の迫力や存在感に圧倒されます。
ストロークした時にボディから出るウッディな音や、音のレンジが広く、カラッと音が前に飛んで行く感覚は本当に素晴らしいです。
軽くストロークしてもボディの反応は抜群で、フォワードシフトらしい力強い鳴りを楽しめます。
現代のMARTIN社をはじめ、世界中の製作家もレプリカモデルを作るお手本になっている1936年製。
この年代のOOO-28はUSA市場でもほとんど出る事がなく、非常にレアアイテムになっています。
オリジナルのヘリンボーンの弾き心地と、音を浴びる気持よさは、格別です。
究極の一本にふさわしい、ルックス&サウンド共に非常に魅力的なギターです!!
是非この機会にご検討下さい!