VIEW COUNT 2099
Martin D-28 (1960)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 42.5mm
- BRACING:
- Original Non-Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Original Grover
- CASE:
- Hard Case
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素晴らしいサウンドのヴィンテージが入荷しました!
なかなか出てこない60年製のD-28。抜群の鳴りの1本です。
トップはシトカスプルース。
経年変化で綺麗な色に焼けており、とても雰囲気の良いルックス。
杢目のとても綺麗な材で、素晴らしい材だと思います。
サイドバックはブラジリアンローズウッド。
とても美しい赤茶色の柾目材で、カタログ写真にしたいような、とても美しい杢目の材が使われており、
美しく特徴的な黒い縞模様が走る、濃い赤褐色の素晴らしいハカランダです。
60年代ならではの赤味の濃い鼈甲柄のピックガードが渋く、とても綺麗な顔をしています。
角の丸いヘッドにはブラジリアンローズウッドのヘッドプレート。
ヘッドプレートは薄くオーバーコートされています。
チューナーはオリジナルのグローバーが付いており、動作は良好です。
指板、ブリッジはエボニー。ポジションマークはパールのドットマーク。サドルはロングサドルのスタイルです。
トップのピックガードとブリッジの間とブリッジ下部分にクラックの修理痕がありますが、全体としてはキズの少ない美品です。
ナット幅42.5mmのスリムなネックシェイプ。頂点が丸くなだらかなVシェイプです。弦高は12Fの6弦で2.5mm、1弦で2mm。
ネック、フレットも調整済みで、きれいにオーバーホールされた演奏性の高いヴィンテージ。
ボディ、ネック共にコンディション良好です。
60年代らしい明るい艶のあるサウンドが魅力ですが、この個体は音にとても力強さがあり、素晴らしい鳴りのD-28です。
50年代D-28の力強さと60年代D-28のバランスの良さを兼ね備えた、文句の付ける所がない完成度の高いサウンド。
各年代によって音の違いこそありますが、音の良い個体っていうのはそれを忘れさせる様な音の説得力があると思います。
指で弾いた時の音も太く、甘いマーチンサウンドで、どのポジションを弾いてもストレスのないスムーズな出音です。
今、ライトゲージを張ってこれだけ鳴るので、ミディアムゲージ張るともっとドレッドノートらしい迫力のあるサウンドを楽しめると思います。とても反応の良い個体で、ボリューム感があり、倍音たっぷりに鳴ってくれます。
ドライな乾いた明るいサウンドで、和音も綺麗に響き、余韻が長く、深いリバーブ感が心地よいです。
ストロークでのバランスの良さ、パワフルさや爽快感は、この年代のなかでも傑出した個体です。
フィンガーで優しく弾いた時でも音がよく立って、繊細な透き通るような響き、古いブラジリアンローズウッド特有の色気と艶が楽しめます。
生まれ年の一本としても、オススメの60年製D-28です。
ぜひ、この機会にお試しください!!