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Martin HD-28 (1979)

¥495,000. (税抜¥450,000.)

CONDITION:
EX+++
TOP:
Spruce
SIDE   BACK:
Indian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Ebony
NUT WIDTH:
42.5mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Non Original
SCALE:
645mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
GROVER
CASE:
Original Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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人気の高い70年代のHD-28が入荷しました!

まだアコースティック熱の高い70年代、ヴィンテージ気運の高まりと共に登場したHD-28は、ヘリンボーントリムやバック板のジグザグバックストリップなどの「らしい」ルックスを持つスペックや、スキャロップドブレイシングからの響きなどから人気を博したモデルで、50〜60年代Martinの入手がだんだんと難しくなる中、比較的に捜し易くヴィンテージ感を楽しめるモデルとして近年注目度の高まるモデルでもあります。

基本的にはマーチン王道の28系ドレッドノートのスペックで、トップはソリッドのとても目の細かいシトカスプルースが用いられており、サイド&バックにも柾目で美しく整った流れを持つ美しいローズウッドが使われておりますので、製造本数の増える70年代ですがMartinもまだまだ良材を持っていたと思わせる良材が用いられております。

良く目の詰まったマホガニーのネック、そして黒く色味の深いエボニー指板にも良材が用いられ、SQロッド時代のやや肉厚のUシェイプネックは握り込みやすく、よく手に馴染むネックグリップです。

ヘッドプレートにも美しいインディアンローズウッドが使われ、色焼けしてレトロな風合いのMARTINロゴと、ぎりぎりグローバーの102のチューナーが70年代らしい特徴的なルックスです。

経年変化で黄色く焼けウェザーチェックが入った塗装面、そしてロゼッタやバインディングのセルも塗装のラッカーが焼けて柔らかなクリーム色になっており、適度に弾き込まれて入った弾き傷や細かな打コン等もそれなりに使用感を感じられる状態ですが、目立つダメージではなく、その分ヴィンテージらしい渋みのあるルックスとなっておりますので、その年式を経た風合いがとても味わい深い顔になっています。

この年代のMartinらしくピックガードは張り替えられており、オリジナルと同じく黒いタイプで薄いブラックの素材で交換されており、ブリッジピンやサドルも交換され、以前にピックアップを搭載していたようでエンドピンジャック加工跡に太めなエンドピンが取り付けられております。

また、以前にネックのリセットやフレット交換が施された跡がありますが、当店入荷後に更にセットアップし、ボディやネックコンディション共に良好な状態となっております。

70年代後半とは言え、すでに製造から40年以上経たギターですので生鳴りにも適度に枯れた風合いがあり、ドレッドノートらしい低域の強さの中にも明るく煌びやかな感触を持ったトーンとなっております。

やはりSQネックだからでしょうか、近年のモデルと比べると骨太なコシの強さが感じられるサウンドは、パワフルにストロークしてもグッとギターが受け止めてくれるような低域の力強さがあり、それでいてソロフレーズを弾いても中高域に艶やかな深みを持った存在感の強さもあり、広いレンジでシッカリとバランスよく鳴る懐の深いトーンを持つギターです。

付属のケースにはブルーケース以降の外装が黒く内張がブラウンのオリジナルハードケースが付属しております。

ヘリンボーンのヴィンテージらしいルックスを持ち、鳴りにも適度にヴィンテージ感が加わってきながらもまだまだお手頃な狙い目のモデルかと思いますので、年式を経た鳴りの扱い易いギターをお探しの方にオススメの1本です。