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Martin D-28 Conversion (1966)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 43mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Grover Gold
- CASE:
- Hard Case
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非常に魅力的でレアギターが入荷しました!!
あのフィンガーピッキングの名手、”ステファン・グロスマン”が所有していたギターで、
ステファンの1975年に発売されたアルバム”Bottleneck Serenade”の表紙にも載っているギターです。
1966年製のMartin D-28をカスタマイズしたギターで、1974年にランディ・ウッド氏の手によってトップのリフィニッシュ、カスタムインレイ等が施されています。
トップトリムとロゼッタが美しいアバロンインレイで装飾されており、
ダークなブラウンサンバーストにリフィニッシュされたトップと見事にマッチングした、高級感溢れるルックスに仕上がっています。
リフィニッシュされてすでに50年が経過していますので、塗装の自然なチェッキングも入り、オリジナルのような雰囲気が有ります。ピックガードはオリジナルで、60年代ならではの赤味の濃い鼈甲柄のピックガードです。ボディ内のブレーシングはスキャロップ加工がされています。ブリッジプレートはオリジナルのスモールメイプルです。
サイドバックは杢目の美しい柾目ハカランダ!!
美しく特徴的な黒い縞模様が走る、濃い赤褐色の素晴らしいルックスです。
60年代の中でもクオリティの高い、魅力的なハカランダ材が使われています。
指板は美しいマウラーインレイの装飾!!
マーチンのツリー・オブ・ライフのインレイよりも豪華な装飾で、
見る角度によってピンク、ブルーの色が変化する美しいインレイです。
おそらくオリジナルの指板に後からマウラーインレイとバインディングを施していると思います。
ネック裏はリフィニッシュされており、薄いヘッドクラックの修理痕があります。
ヘッドトップにはトーチヘッドのインレイが装飾されています。
ネックヒール部分にはストラップピンが付いています。
チューナーはグローバのゴールド(パテントNoナシ)に交換されています。
ナット幅43mm。弦高は12Fの6弦で2.8mm、1弦で2.1mm。フレットは交換されており、高さも十分残っています。ネック角度も適正で、サドルの高さも残っています。
全体的にボディ、ネックともにコンディションは素晴らしく、よく調整されたギターです。
豪華なルックスも魅力ですが、このギターはサウンドが本当に素晴らしい!!
強くストロークすると暴れるようなラウドな箱鳴りで、ミドルレンジのトーンと高音域のクリアなトーンがズバッと前に出てきます。
ドレッドノートらしい迫力のあるサウンドで、まさしく最高のマーチン・ヴィンテージサウンドがここにあります。
各弦、各ポジションを弾いた時のレスポンスも抜群で、チューニングする時点からこの個体の良さが分かると思います。
ドライで、ほどよく枯れた明るいサウンド。和音が心地よく、余韻が長く、深いリバーブ感が心地よいです。
ストロークでのバランスの良さ、パワフルさや爽快感は、60年代のヴィンテージサウンドなかでも傑出した個体です。
フィンガーで優しく弾いた時でも音がよく立って、繊細な透き通るような響き、古いブラジリアンローズウッド特有の色気と艶が楽しめます。
D-28特有の力強いヴィンテージサウンドに加え、Style-45のようなきらびやかな倍音が混ざり合って、D-28ともD-45とも異なる独特な高級感のあるサウンドに仕上がっています!!このギターでしか味わえない、存在感のある素晴らしいサウンドです。
ステファン・グロスマンのファンのみならず、音の良いヴィンテージをお探しの方なら間違いない1本だと思います。
ステファン・グロスマンのBottleneck Serenadeのレコードと本人の手書きのコメントとサインが付いています。(コメントの中には1965年D-28と間違って記載されています。)
ルックス、サウンド、希少性、どれをとってもお勧めの1本きりのレアギターです。お早めにご検討ください !!