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Gibson LG-1 (1964)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42mm
- BRACING:
- Ladder-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- non-original Kluson
- CASE:
- Chip Board Case
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コンパクトなサイズ感で可愛らしいヴィンテージ、1964年製のLG-1です。
Gibsonアコースティックの中では小柄で手頃なステューデントモデルLG-1は、シンプルな仕様を持つ手頃なモデルではありますが、そのコンパクトなサイズ感とラダーブレーシングからの独特なトーンを持ち、マニアックなファンも多い機種です。
60年代に入るとGibsonの他の機種ではサンバーストのカラーが赤く明るいチェリーサンバーストとなっていきますが、この機種では50年代後期の流れを汲む中間にやや赤みを残した俗にトライバーストとも呼ばれるヴィンテージサンバーストとなっており、黒白黒の3プライのワンリングのロゼッタやアンティークな雰囲気を残すこの時期らしいオリジナルの薄いラージピックガード等と共に渋い雰囲気のルックスが良い味を出しております。
サイドやバック、ネックには目の詰まりが良く色味の濃い良質なマホガニー材が使われており、木目の通ったトップのスプルース材と共にこの時期は手頃なステューデントモデルでも良質なウッドマテリアルが用いられております。
指板の色味は濃いのですが手元でよく見るとエキゾティックにうねる木目が美しいローズウッドが使われおり、ブリッジは恐らく元々がプラスチックの時期なので、ローズウッドで作り直されて交換されたようです。
ナット幅42mmのネックグリップはナローネックになる直前のやや薄めのUシェイプの握りで、ローからハイポジションまで大きく厚みが変わらず、握り込み易いネックシェイプです。
シンプルなブラックのヘッドにはゴールドのシルクスクリーンGibsonモダンロゴで、ペグは交換されておりますが近年のクルーソン3連チューナー、ブリッジベース部をプラスティックからローズウッドに交換され、ブリッジピンも交換、ネックヒールキャップにストラップピンの取付、エンドピンジャックの加工跡などもありますが、全体的にオリジナルらしい雰囲気は尊重され、演奏面は調整済みですのでプレイヤビリティーに問題はございません。
明るく切れ味がよく、LG-1のラダーブレーシングならではの素朴でクセの強いギブソンらしいトーンが魅力で、軽快なストロークでの響きなどからも歌のバッキングや、弾き語りにおすすめのモデルです。
ボディバックには少し目立つクラック跡が残り、トップ側ではサウンドホール周りにはやや使用感のある弾き傷はありますが、それらもこの渋いサンバーストとのマッチングが良いルックスで、ギブソンならではのトーンを最大限に楽しめるギターです!
付属のケースはこの年代らしくチップボードケースで、こちらもヴィンテージらしい雰囲気も有り、比較的にお手頃にギブソンのヴィンテージ感を楽しめるギターですので、気になる方は、是非お試しください!