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Martin 000-28 (1967)
¥1,760,000. (税抜¥1,600,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 43mm
- BRACING:
- Non Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Non-Original
- SCALE:
- 634mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hard Case
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非常に珍しく、貴重な1960年代のOOO-28が入荷しました!
Martinのヴィンテージではドレッドノートの出物が多く、特に年々人気の高まるハカランダ時期の60年代OOO-28は、見かける事も少なく意外と希少なモデルで、この1967年製の000-28もこの時期では久々の入荷となりました。
全体的に年式を経たヴィンテージらしい表情を持った個体で、トップは濃い目に焼け、細かくウェザーチェックも入っておりますが、非常に細かく緻密な通りの良い木目を持った良質なスプルースが用いられております。
また、サイド&バックの赤黒いハカランダ材も、基本的には柾目状に伸びやかに通った木目ではありますが、濃い色目の冬目が所々でうねるエキゾティックな風合いを持つ、適度に暴れて艶やかな表情の木材で、ハカランダ好きの方には好まれるルックスではないかと思います。
この年代らしい丸いコーナーのヘッド形状に赤黒いハカランダのヘッドプレート、ゴールドのMARTINスクリプトロゴは適度に焼けて渋い風合いを持ち、そしてペグは一度交換された跡が有りますが、現在はブッシュリングの大きな刻印のグローバーチューナーがセットされており、60年代ヘッドの独特な味わいはシッカリと残っております。
ネックはこの時期らしい程良いグリップ感の握り易いネックで、裏側は弾き込まれて塗装のハゲも目立ちますが、整った導管の並びを持つ良質なマホガニー材と真っ黒いエボニー指板との組み合わせから、こちらもヴィンテージらしい風合いを醸し出しております。
ピックガードはこの時期ですので交換されており、ブリッジもベースのエボニー材部分から、同じくエボニー材を用い微妙に大きめなサイズで作り直されて交換されておりますが、ビンテージらしい風合いを残すように上手く仕上げられております。
その他ではナットやサドルの交換、併せてフレット調整等のネック全般の調整が施されておりますので、トリプルオーらしい演奏感の良さは確保されております。
タッチ感の良い煌びやかな高音域、そして程良く厚みを持った心地よい低音域とのバランスの良さは流石はOOO-28!と思わせるサウンドを持ち、さらにハカランダ材らしい芯の通った腰の強さをも併せ持っておりますので、ストロークでジャカジャカと弾いても、フィンガーでポロポロと弾いても楽しめる、非常に守備範囲の広いトーンが魅力です。
ヴィンテージらしい澄み切った、透明なリバーブ感を持つ古材の響きも素晴らしく、目立つような大きな傷や木部の割れは特にない状態ですが、修理や交換歴が有り、付属のハードケースもオリジナルは欠品し、最近のMartinハードケースとなっております為に、年々高騰しているこの年式の000-28としてはお手頃ですので、気になる方は是非お問い合わせください!