VIEW COUNT 1755
Echizen Guitars R-1 (2022)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Bear Claw German Spruce
- SIDE BACK:
- Premium Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Clear
- SCALE:
- 648mm
- BINDING:
- African Blackwood
- TUNER:
- Scheller
- CASE:
- Basiner
≪ 購入・お問い合わせ ≫ | ||
Echizen Guitars 2022年製作の、R-1 モノトーンのシックな作品です。
トップ材のベアクロージャーマンスプルースは、色白のとても綺麗な材が使われています。
サウンドホールやブリッジから、放射状の水の流れのように、きめ細かく、べアクロー杢のフィギャードが輝きます。
印象的なロゼッタは ブラジリアンローズのウッドリング。
ロゼッタの内外周や、トップのパーフリングに、アフリカンブラックウッドが使われ、
ボディのバインディングも、アフリカンブラックウッドの落ち着いた色調で仕上げています。
白いトップ材、真っ黒なサイドバック、黒いバインディングの組み合わせで、シックな素晴らしい雰囲気になりました。
サイドバックは、赤黒く、魅惑的な杢目のブラジリアンローズウッドが使われています。
バックのセンター付近はブックマッチで、黒い特徴的なラインが走り、
ボトムにかけて、赤褐色のゾーンへのコントラストが素晴らしいです。
サイドも赤褐色の美しい材で、ショルダー部や、エンドボトムも素晴らしい質感です。
ネックには、日本に輸入されてから40年経過している、古材のホンジュラスマホガニーが使われています。
縦にビシッと通る木目。色も濃く密度の高い、美しいネックで、やや肉厚なシェイプの持つ質量感から、非常にファットな音、ネックの良さを感じます。
ヘッドプレートは、表裏共にダークなブラジリアンローズウッドを使い、
エボニーのように黒く、とても締まったルックスです。
チューナーもドイツ製のシェラーを使い、スマートな仕上がりです。
ブッシュのない構造も、ヘッドにスッキリと収まり、ヘッド裏のブラスプレートのオーバルの形状など、
シンプルな機能美を感じさせてくれ、越前さんの作品にピッタリです。
精度も高く、ギアを回す感覚も安定感があり、とても満足度の高いチューナーです。
エボニー指板の、指板脇のポジションマークは、
マザーオブパールのスモールドットで、演奏者の視線から、とても明るく、鋭く輝き、視認性が高いです。
材の選択、インレイなどスペックの細部に至るまで、妥協なく豪華な仕様を盛り込み、見どころが多い作品です。
よく弾かれてきた中古で、全体に細かなダメージ感がありますが、ボディ、ネックともにコンデイション良好です。
付属のケースは、実用的なbasiner(ベイシナー)の、ギグバックです。
テーラーメイドのようなデザイン、質感も良く、小物の収納もたっぷり余裕があり、厚みのあるタフなキャリングケースです。
不意の雨の時でも、便利なレインコートも付属しています。
ナット幅44.5mm。
色白のベアクロームーンヨーロピアンスプルースと、赤黒い鮮やかな古材のブラジリアンローズウッドの組み合わせで、
締りのあるクリスタルな響きなのですが、あたたかく粒立ちのやさしく広がる、とてもウッディなサウンドです。
ネックもスーンと響く、自然な反応で、オープンなとてもやわらかい反応です。
ベアクロー材らしい、密度の高いトップの繊維を感じさせてくれる、非常に弾力性のある瞬発力と、
サイドバックの懐の深い、甘く広がる倍音感。高域の澄み切ったリバーブ感の音像が大きく、
複雑に沢山の倍音が重なり、粒立ちの良い明るい華やかなトーンが印象的です。
とても存在感のある太い出音は、前で聴くいていても、ボディやネックが振動して、シンプルに木が鳴っているのだということを感じさせてくれ、
弦楽器の楽しさ、生音の魅力を存分に味わえる、すばらしい作品になりました。
戦前のヴィンテージギターの弾き味にも似た、木の感触、木の香りが感じられる、とても瑞々しく、ナチュラルなトーンです。
貴重な入荷です。この機会にぜひ、お試しください!!