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Gibson J-45 (1947)
- CONDITION:
- EX
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 43mmmm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 632mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hard Case
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ルックスもサウンドも貫禄のある1947年製のJ-45!
最初期のバナーや筆記体のスクリプトロゴの後、一番見慣れたシルクスクリーンのモダンロゴだけのヘッドに切り替わったが最初のJ-45です!
J-45では、最初期のバナーや人気の50年代などに注目が集まりがちで、スクリプトロゴから切り替わった直後の40年台後半は見落とされがちな「狭間」の時期ではありますが、終戦後からアメリカが活気付く50年代に向かう時期でもありますので意外と良個体が多く、けっこう狙い目の年代ではないかと思います。
本機も、長い年月を経て刻み込まれた弾き傷やびっしりと入ったウェザーチェックなど、壮絶なルックスを持ったヴィンテージギターですが、その弾き込まれた本体からの深く豊かま響きも魅力的な一本です!
渋く落ち着いているのですが艶やかさも持った40年代のサンバーストが印象的なルックスで、そのビッチリと壮絶に入った塗装面のウェザーチェックにも目が惹かれがちですが、スプルースの木目も細かく整った良質な木材を用いており、色焼けしたクリーム色のバインディングがキリッと引き締めたルックスも映えます。
やや外周に黒いラインの寄ったワンリングのロゼッタ、スモールピックガードはトップに密着し、レトロなべっこう柄も雰囲気抜群で、コンパクトなストレートブリッジには杢目の特徴的なローズウッドが使われており、この渋いルックスに華を添えております。
サイド&バックは密度が濃く、杢目の美しいホンジュラスマホガニーで、マホガニーブラウンの濃いカラーと1プライのボディバックのバインディングがすっきりとシンプルな佇まいとなっております。
ネック材にも良質なンジュラスマホガニーが用いられ、色濃いローズウッドの指板が合わさり、ナット幅や約43mm
で、この時期らしいガッチリとした握り心地のラウンドグリップに仕上げられております。
まだテーパーのきついヘッドには、ブラックの突き板にシンプルなゴールドシルクスクリーンのヘッドロゴ、こちらも細かくウェザーチェックの入った塗装にヴィンテージならではの色気を感じ、クリーム色に褪色したつまみのオリジナルの三連のチューナーも、レトロなギアのルックスで、非常に味わい深いパーツです。
壮絶に弾き込まれたルックス同様にボディ鳴りも素晴らしく、40年代のJ-45らしいウッディでラウドな鳴り、そしてボディの反応もとても良く、木が震えて音が出てくる感覚が心地よいです。
ストレートに前に出るパワフルな鳴り方で、甘くウッディな出音はシンプルなストロークに音色の味を加え、絵になるサウンドです。持ったときの独特のフィーリングといい、ヴィンテージギターを持つ魅力にあふれたギターだと思います!
ボディのエンドピン近くに大きな割れ修理が有り、以前にエンドピンジャック加工が施されていたようで、現在は径の太いエンドピンに交換されており、ネックヒール部にもストラップピンが追加されております。
細かなところでは6弦のペグツマミが交換されており、よく見るとピックガードにシールが貼られていた跡が焼けて残っております。
その他、ナットやサドルの交換とリフレットも施され、調整されておりますので、ネック周りの演奏性は良好で、弾き易い状態に調整されております。
このヴィンテージらしい壮絶なルックスと上質なサウンドを持つJ-45!
気になる方はお早めに!!