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Martin D-12-20 (1964)
¥440,000. (税抜¥400,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Brazilian Rosewood
- BRIDGE:
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH:
- 47.2mm
- BRACING:
- X-Bracing
- PICKGUARD:
- Non Original
- SCALE:
- 632mm
- BINDING:
- Tortoise
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hard Case
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12Fジョイントの12弦モデルD-12-20の初年度物!
マーチンの12弦モデルは意外と登場時期が遅く、スロテッドヘッドと12フレットジョイントのレトロなルックスを持つD-12-20が1964年に登場したのが最初となります。
そのように、ある意味では貴重とも言える、マーチン12弦モデルの初年度である1964年製のD-12-20が入荷しました!
他のブランドの12フレットジョイントですと、14フレットジョイントと比べてボディの形は同様でネックがボディに入り込む形で12フレットジョイントになっていたりするのですが、マーチンの場合にはジョイント位置変更分だけボディが伸びるようになっておりますので、14フレットジョイントと比べると縦長にボディが大きくなります。
ですので、ただでさえ大きなドレッドノートでは12フレットジョイントですと更に大きくなり、そこにスロッテッドヘッドの12弦のヘッドが合わさりますので、かなり存在感が強く、押し出しの強いルックスが特徴となります。
そんなMartin初の12弦ギターであるD-12-20の初年度物である本機は、年式相応になかなか壮観なルックスとなっており、トップはシッカリとした流れを持つ杢目の詰まったスプルースで、色濃く焼け、尚且つ年月を経て痩せた塗装面はヴィンテージらしくとても良い表情になっております。
サイドバックのマホガニーはきめの細かな美しい木目で、マホガニーブラウンのカラーとも相性が良く、この時期らしいベッコウ柄のバインディングともマッチしており、ヘッドの付き板や指板のブラジリアンローズウッドも派手では無いですがウッディで雰囲気が良く、全体的にマホガニーモデルらしい、シンプルながらも渋い風合いとなっております。
ネックも良質なマホガニーを用いられており、ナット幅が約47mmの12弦らしい幅広なネックシェイプですが、厚みはそれ程ではないので、12弦としては意外と握り易く、弾き易いネックのギターで、ペグもオリジナルペグで動作も滑らかでこのまま使えますので、古いながらも使用感は良いギターです。
年式を考えると状態は比較的に良いのですが、古いマーチンらしくピックガードの交換は有り、ブルッジのベース部もロングサドルタイプで作り替えられて交換されております。
ボディーエンド近くに若干のクラックと塗装修理が有り、消耗品ではナットやサドル、ブリッジピンが数本交換されており、フレット交換もありますが、ネックの調整は施されておりますので、演奏性は良好な状態になっております。
サウンドは60年代のマホガニーらしい爽やかで倍音感のある鳴りを持ち、12弦ギターらしい音の広がり方やマホガニーらしい音抜けの良さがとても気持ち良いギターです。
この年代のヴィンテージMartinながらもお値段が手頃でなのも特徴で、12弦ギターが1本欲しい人にはとても面白い選択肢だと思います。
ヴィンテージらしい風合いとトーンを持ち、ケースもオリジナルのハードケースが付属した貴重な初年度の12弦ギターです!
是非、この機会にご検討下さい!