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KAMAKA HF-38 Tenor 8-String (1999)
¥128,000. (税抜¥116,364.)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- Hawaiian Koa
- SIDE BACK:
- Hawaiian Koa
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 36.4mm
- BRACING:
- Fan-Bracing
- PICKGUARD:
- Non-Original Clear
- SCALE:
- 430mm
- BINDING:
- None
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Chip Board Case
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カマカでホワイトラベル終盤の8弦テナーウクレレが入荷しました!
本機はホワイトラベルの終盤、2000年前後に各部の仕様変更が行われる過渡期の8弦テナーウクレレとなり、ホワイトラベルですがネックブロックに製造年が刻印され出した頃でしたので、製造年が特定できております。
このHF-38は製造年が1999年の末辺りですので、指板とブリッジがハワイアンコアからローズウッドに変更されており、ナットやサドルも牛骨となっておりますが、ネック材はハワイアンコアでヘッドロゴも古いデカールのタイプ、ボディシェイプも現在のコロッとしたスタイルになる以前の、ややポテッとしたムッチリとしたスタイルの時期となります。
また、現在のスタンダードモデルではスッキリとした木目のコア材が多いのですが、この頃はまだ良質な杢目の材が用いられており、美しいフィギアドの杢目が出たハワイアンコアボディも魅力で、陰影深くギラギラとした杢目は見る角度によって表情を変え、ハワイ産のウクレレらしい、ウッディな存在感を示すルックスとなっております。
頂点の尖ったヘッドにはカマカのデカールロゴが貼られ、チューナーはオリジナルの4連オープンギアでパール柄のツマミ、指板はエンド部がシンプルにストレートになって16フレットまで有るローズウッドのタイプで、同じくローズウッドのブリッジもシンプルに装飾が少ないタイプです。
軽く手にしてジャランとストロークしてみると、艶やかで甘い落ち着いたサウンドがコロコロと軽快になるトーンはカマカらしいトラディショナルなハワイアンサウンドで、特に8弦ですとコードトーンにも厚みがあって弾いていて楽しい一本です。
製作から時間も経っておりますので音抜けも良くなっており、今の新品と比べても鳴りやルックスに魅力ある逸品です!
全体的に細かな擦り傷や経年変化での塗装面のウェザーチェック等はありますが、目立つ傷や割れは無く、年式を考えると良いコンディションの中古品です。
サウンドホールの両脇には透明なピックガードが後付けで貼られており、FISHMANのアクティブタイプのアンダーサドルピエゾピックアップの取り付けなどありますが、ケーズはこの時期のオリジナルの渋い雰囲気のチップボードケースで、杢目や鳴りも良い個体ですので、とてもお勧めの1本です!