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Kevin Kopp K-185 Custom (2024)

¥1,870,000. (税抜¥1,700,000.)

CONDITION:
NEW
TOP:
Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Madagascar Rosewood
FINGER BOARD:
Madagascar Rosewood
BRIDGE:
Madagascar Rosewood with Malta cross inlay
NUT WIDTH:
45mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
628mm
BINDING:
Ivoroid
TUNER:
Waverly (Engraved Knobs)
CASE:
Original Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
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ケビン・コップでWestern Classicスタイルを採用したK-185 Custom!

豊かな鳴りの良さを持つ16インチのサイズ感でありながらも、抱え易く演奏性の良いスモールジャンボのスタイルを持つケビン・コップのK-185モデルをベースにし、レイ・ウィットリーでおなじみのWestern Classicスタイルを特別に採用したカスタムモデルです!

1937年に、ハリウッドスターで歌手としても名を馳せたレイ・ウィットリー氏に手渡されたギターはGibsonスーパジャンボの原型とも言われ、そのギターをモチーフにしたWestern Classicスタイルは、当時では最大のボディサイズである17インチのボディ幅をもつL-5のボディが活用された事は有名な逸話です。
このWestern Classicスタイルは、一般的には17インチの200スタイルで制作されるのですが、今回は敢えて一回り小柄な16インチの185スタイルでカスタムオーダーしております。

この16インチで括れたボディシェイプを持つスモールジャンボの185スタイルは、日本人の体型では抱え易く取り回しの良いサイズ感でありながらも豊かな音量感を持つ豊潤な生鳴りが特徴で、マニアックなファンも多いスタイルですが、本機はその185スタイルに渋く落ち着いた雰囲気ながらも存在感の強いWestern Classicスタイルを採用した、他では無い特別なK-185のカスタムモデルとしてカスタムオーダーした逸品です!


トップはトーンウッドとしても評価の高いアディロンダックスプルースを用い、ケビン独特の木に馴染んだような仕上がりのPRE-WAR SUNBURSTフィニッシュとし、渋い雰囲気を醸し出しております。
そのトップのアウトラインにはアイボリーのバインディングに黒白黒白黒5Pのパーフリング、更に内側には黒白黒3Pのラインがダブルラインのように走り、ロゼッタ中央には9プライ多層セルの太いリング、サウンドホール内側の縁にも3プライのバインディングが施された凝った造りが特徴の独特なルックス、トートイズのピックガードにも白黒白の3プライのセルバインディングが施された、アーチトップのL-5のようなスタイルが採用されており、こちらもWestern Classicスタイルらしいシンプルながらも独特な味わいを醸し出すスタイルとなっております。

通常のWestern Classicスタイルでは、スーパージャンボらしいムシュタッシュタイプのブリッジですが、本機ではスモールジャンボの185スタイルですので、敢えてレクタングラーブリッジを採用し、そのブリッジ両橋にはマルタクロスのインレイが入っており、この辺りには185スタイルらしい主張が感じられるルックスとなっております。

サイド&バックとネックは、エキゾティックな木目を持つマダガスカルローズウッドを採用しており、スーパージャンボ初期のローズウッドのスタイルを踏襲したウッドマテリアルの中では、トーンウッドとして評価が高く木目にも色気の有る厳選した木材を採用しております。

シンプルながらも機能美を感じさせるケビン・コップのオリジナルデザインのヘッドには、美しいエボニーのヘッドプレートに3プライのセルバインディング、そこに「KOPP」のパールロゴとカスタムのインレイが輝き、彫金の入ったウェバリーのペグも映えます!!

指板とブリッジにも上質なマダガスカルローズウッドが採用されており、ヘッドから続く3プライのセルバンディングがすっきりと縁取り、指板エンドはサウンドホールのところでアーチトップの高級機種のように絞りが入った造形も美しく、指板脇にもポジションマークの下に黒いラインが入っていたりと、細部まで拘った仕様になっており、このウッディーな風合いのマダガスカルローズウッド指板には、L-5スタイルのブロックインレイが入り、マザーオブパールの深い輝きが印象的です。

ネック材にはマホガニーが用いられ、ナット幅が約45mmのガッチリとしたネックグリップですが意外と握り易く、このようなヴィンテーイスタイルを好むプレイヤーの方には馴染み易いグリップ感かと思います。


サウンドは大胆且つ繊細に、ダイナミックスレンジが広くメリハリの効いた響きが特徴です。
軽くストロークしても繊細に反応するタッチ感の良さを持ちつつも、そこからハードにピッキングしてもしっかりと受け止めてくれる懐の深さを持ち、それはまさに極上のジャンボサウンドを彷彿とさせる極上のトーンで、それが抱え易い16インチサイズの185スタイルが奏でているのが驚きです!

この懐の深い明瞭なトーンにはリバーブ感に色気が有り、複雑な倍音感を紡がせる余韻から、深みと色気を感じさせるのだと思います。
この16インチのスモールジャンボのスタイルと、24.75インチ(628mm)のレギュラースケールで、繊細なタッチ感のあるトーンと合わせて、ストロークだけでなく、フィンガーピッキングにもオススメなギターです。

ケビン・コップらしい極薄で透明感の有るクリスタルな光沢のフィニッシュも素晴らしく、トップのサンバーストの絶妙なグラデーション、豪華なヘッドからレトロなピックガード、インレイの入った指板やブリッジと、渋いルックスながらも各部が凝った仕様で存在感が有り、細部にいたるまで雰囲気抜群のルックスです!!
バンドのフロントマンや弾き語りでもステージで映えるルックスを持ち、サウンドも素晴らしい逸品ですので、是非この機会にお試しください!!


[Kevin Kopp]
ギブソン出身のルシアーとしても有名なケビン・コップは、1992年からGibsonモンタナの工場で働き始め、すぐにカスタムショップへ加わり、同じくギブソン出身のルシアーのジョン・ウォーカーや、マスタールシアーのレン・ファーガソンらとギブソンのハイエンドモデルの製作で活躍します。
カスタムショップで10年間働いた後に、ヴィンテージの大物の修理をまかせられるリペアマンとして、北アメリカや日本のコレクターの、ヴィンテージギターの修理や修復をする事で、さらに技術を磨き、この経験から彼の製作したギターはすぐに評価され、即完売の続く人気ルシアーになっています。

製作にはニカワが使われ、ウッディな暖かいサウンドが特徴です。ギターが軽く、オープンで明るく広がりがあり、レスポンスの良い楽器で、有名なところでは、Leo Kottke(レオコッケ)が、コップギターを二本愛用しています!!

ブルージーでカスタムオーダー製作も可能です。オーダーのご相談やご質問、お待ちしております!!!!