VIEW COUNT 605
Gibson J-45 (1961)
¥1,210,000. （税抜¥1,100,000.）
- CONDITION：
- EX+++
- TOP：
- Spruce
- SIDE BACK：
- Mahogany
- FINGER BOARD：
- Brazilian Rosewood
- BRIDGE：
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH：
- 43mm
- BRACING：
- Original X-Bracing
- PICKGUARD：
- Original
- SCALE：
- 628mm
- BINDING：
- White
- TUNER：
- Original KLUSON
- CASE：
- Non Original Hard Case
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60年代初頭らしい、落ち着いた色合いのチェリーサンバーストが渋いJ-45！
ギブソンの人気機種J-45は、50年代などのヴィンテージサンバーストのルックスが王道とも言える定番のスタイルですが、近年ではチェリーサンバーストでアジャスタブルブリッジの60年代スタイルも人気が高まっております。
この60年代のチェリーサンバーストも赤味が明るく鮮やかな色合いがイメージし易いと思いますが、チェリーサンバースト登場時初頭の60〜62年頃までは赤味が暗いややダークな色合いの落ち着いたチェリーサンバーストで、この渋く存在感の強い風合いから、コアな人気も有る時期です。
この深い赤味は濃い色合いですが木目は透けて見える程度で、トップの良質なスプルースの細かな木目がこの渋いチェリーサンバーストとマッチし、ワンリングのサウンドホールや薄手のピックガード、色味の濃いブラジリアンローズウッドのベリーブリッジにアジャスタブルサドルなど、この時期らしいスペックからも良い表情を醸し出しております。
サイド＆バックやネックのマホガニーには、古い時期のギブソンらしく整った杢目の綺麗なマホガニーで、このバック部のチェリーレッドカラーもこの時期以降と比べると色味が濃く、こちらも渋い風合いとなっております。
ヘッドはシンプルな黒いヘッドトップにシルクスクリーンのギブソンロゴ、そこに白ツマミで一列刻印の３連クルーソンペグがマッチし、色味の濃いブラジリアンローズウッド指板にはパールドットのポジションマークと、このシンプルな佇まいがJ-45らしいスタイルです。
ネックグリップは60年代初期独特な薄めなネックグリップで、エレキギターで同年代のSGや60年のレスポールなどで有名なグリップ感と同様な握り心地です。
基本的にはアジャスタブルブリッジの60年代らしいキラキラとした粒立ちの良いサウンドで、そこにこの薄めなネックからなのかクリスピーで明瞭な響きが特徴です。
と、そのままですと60sのジャキッとブライトなサウンドをイメージするかもしれませんが、この年式以降の60年代アジャスタブルブリッジのJ-45と比べると、更に中低域辺りの力強さ、コシの強さをも併せ持ち、レンジ感の広さをも持ったクリアーなサウンドが秀逸です！
この独特なトーンは60〜62年辺りの年式に特有な響きで、50年代のボディ鳴りを残しつつ、平たいネックグリップやアジャスタブルブリッジ等から生まれた、過渡期らしいサウンドなのではないかと思います。
状態等は1弦側の指板脇にクラック修理跡、ピックガード端の1弦下辺りにクラック修理跡が有り、全体的に打痕や小さな塗装ハゲなどの傷も有り、塗装の痩せやウェザーチェックは年式相応に出ておりますが、年式の割には良いコンディションの良い1本です。
その他、ブリッジピンやロッドカバーの交換、ブリッジサドルも60年代後半の物に交換されており、ネックヒールにストラップピンが追加、付属のケースはノンオリジナルのハードケースとなっております。
このような独特なトーンやルックスを持った60年代前半はマニアックな人気が高く、意外と店頭に並ぶことが少なくなってきました。
チェリーサンバーストの目を惹くルックスではありますが派手すぎず、良質なサウンドも持ったこのギター！是非この機会にご検討ください！
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