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NISHIHARA GUITARS Pado OM cutaway (2017)
¥715,000. (税抜¥650,000.)
- CONDITION:
- EXF
- TOP:
- Bear Claw German Spruce
- SIDE BACK:
- Figured Hawaiian Koa
- FINGER BOARD:
- Ebonyy
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- ー
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ebony
- TUNER:
- Gotoh 510Z
- CASE:
- Original Hard Case
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NISHIHARA GUITARS 2017年製『Pado OM cutaway』の美品中古が入荷しました!!
NISHIHARA GUITARSのルシアー西原悠紀さんは1984年生まれ、京都の京丹波町にある古民家を改装した、とても雰囲気のある工房でギター製作をされています。
本機は、イタリアのクレモナで2017年の9月28〜30日に開催された『Cremona Musica International Exhibition』に出展した作品で、
このモデルの名称は、イタリアのパドヴァ(ヴェネチアの隣町だそうです)の地名から『Pado』と名付けられました。
ギター製作を開始した当初はスモールジャンボのREYDENモデルを中心に製作を重ねて来た西原さんが、シリアルが50本目にして初めてOMモデルを手掛けたモデルであり、ベアクロウのジャーマンスプルース材やプレミアムグレードのフィギャードコア材などの上質なウッドマテリアルを用いた特別なモデルとなっております。
この魅惑的なトップはベアクロージャーマンスプルースで、細かな格子状のフィギャードが全体に流れ、色白のとてもクリーミーな美しいトップ材、サイドバックのハワイアンコアも全体に色が濃く、角度によって明暗が深く輝き、フィギャードの杢目が美しく立体的で、上品な風合いの良材が用いられております。
この美しいベアクロウジャーマンのトップに、フィギャードのハワイアンコアの組み合わせで、黒いエボニーのボディバインディングがとても締りのある装飾になっています。
サウンドホールロゼッタや、バックのセンターの装飾も美しいフィギャードのハワイコアで仕上げ、あたたかいウッディな質感で、上品で高級感のある楽器に仕上がりました。
ネックのホンジュラスマホガニーも上品なフレイムが走り、密度の高い縦ストライプのコントラストも美しく、硬くキリッとしまった印象で、ネックグリップは薄めのUシェイプでよく手に馴染み、ネック裏がサテン仕上げなので、サラサラと弾きやすいです。
指板とブリッジには、しっとりと密度が高くきめ細かいエボニー材が使われており、指板のサイドのポジションマークはマザーオブパールのドットです。
個性的なヘッドも美しく仕上がっており、ブラジリアンローズウッドのヘッドプレートは中央に黒いラインが走り、赤黒い杢目にヒゲのような蜘蛛の巣状の模様が走り雰囲気抜群で、このブラジリアンのダークな黒いヘッドに、明るいシルバーのアバロンパールのインレイが鮮やかに輝きます。
ヘッド裏はサップ杢と赤い杢目のコントラストの美しいブラジリアンローズウッドで、ヘッド表と明暗のコントラストの楽しい明るい印象になっており、ペグはゴトー製の510Zでギア比が1:21のなめらかな使い心地、ペグボタンは素材が水牛でつまみが大きく、厚みも絶妙で押さえやすく、回し心地がとても快適です。
西原氏初のOMモデルですが、バランス感が最高のモデルに仕上がっております!
硬質なガラスのようなコア材の箱を鳴らしきる、ベアクロージャーマントップの力強い反応は、絶妙の組み合わせで、明るく倍音感たっぷりの透き通ったクリスタルな響きは、上質なトップ材ならではの繊維を感じさせてくれるウッディなトーンで、シャキシャキと歯ごたえの良いイメージで、爽快です。
明るくきらびやかで、美しい倍音に包まれる感じがとても心地良く、キリッとした艶のあるサウンドで、現状ではそれほど使用感の無いまだまだフレッシュな状態ですが、バランスよく魅力的なトーンに仕上がっており、これから使い込まれていくことで、音の成長も楽しみです。
製造は2017年製の中古品で、K&Kピックアップが後付けされておりますが、年式の割には使用感が少なく、状態の良い中古品です。
日々進化を感じさせてくれる西原さんの転機ともなる特別なモデルで、高い完成度の素晴らしいギターです!
気になる方はぜひお試しください!!