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Martin D-28 (1963)
- CONDITION:
- EX
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 42.5mm
- BRACING:
- Non Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Original Grover
- CASE:
- Hard Case
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ヴィンテージらしい良い表情をした1963年製 D-28が入荷しました!
角の丸いヘッドに大きなペグワッシャー、ベッコウ柄ガードにロングサドル!
というという60年代初頭のスタイルが好きな方は結構多いのではないでしょうか?!
やや強めなトップの木目が、程良く焼けた塗装と共にヴィンテージらしい渋い表情を作り、鼈甲柄の落ち着いた色味のピックガードも雰囲気良く、そしてロゼッタのパーフリングやバインディングのアンティークな色合いとなった白いラインが映えます。
適度に使い込まれて入った弾き傷や打コン、塗装の痩せなどの経年変化から、貫禄のあるヴィンテージの風合いを持ったとても良い雰囲気のD-28です!
サイド&バックにはストレートでみっちりと木目の詰まった柾目のハカランダ材が使われており、素直な柾目の赤褐色の色味も適度に褪せた色合いとなり、黒い縞が走って渦巻きのよう模様がとことどころアクセントになった、魅力的なルックスです。
マホガニーのネックは頂点のなだらかなVシェイプ、程良くスリムな握りこみやすいネックです。
鮮やかなブラジリアンのヘッドプレートにMARTINのダークなロゴ、ペグはグローバーの102でパテント刻印のロートマチック、ヘッドの角は60年代中期に向かい丸くなり、縦に細いヘッド形状に大きなワッシャーのグローバーペグの特徴的なルックスです。
エボニーの指板とブリッジは交換されて作り替えられておりますが、オリジナルを尊重した作りでアンティークな風合いは残しております。
ネック裏の塗装は、恐らく剥げたのを塗り直しており、ヘッド裏やヒール部にもオーバーラッカーの跡が見受けられ、ネックヒールのセンターにストラップピンの取付跡が有り、現在はややサイドに寄った位置に、再度ストラップピンが取付けられております。
ボディのトップ1弦側サイドの縁にリペア跡が有り、6弦側サイドのボトム近くにもクラックリペア跡が有りますが、どちらも現在は修正されており、各部を修理、調整しながら使い込まれてきた個体かと思います。
このように弾き込まれたからこそ、とても反応の良い個体で、ボリューム感もあり、倍音たっぷりに鳴ってくれます。
ガッツリとパワフルにストロークしてもシッカリと受け止めてくれる強さを持ち、ドライな乾いた明るいサウンドで、和音が心地よく、余韻が長くて深いリバーブ感が印象的な響きです。
このストロークでのバランスの良さ、そしてパワフルさや爽快感はこの時期の60年代初頭らしいサウンドで、しかもフィンガーで優しく弾いた時でも音がよく立っており、広いレンジでメリハリの効いた、繊細な透き通るような響きは格別です!
古いブラジリアンローズウッド特有の色気と艶を持ったトーン、そして時代を経たヴィンテージらしいルックスを持ち、付属のケースも取手が修理されておりますがこの時期のオリジナルハードケースで、Martinドレッドノートらしさをたっぷり堪能できるオススメのD-28です!
ぜひ、この機会にお試しください!!