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Gibson J-45 (1954)
¥1,650,000. (税抜¥1,500,000.)
- CONDITION:
- VG+++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Brazilian Rosewood
- BRIDGE:
- Brazilian Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42.8mm
- BRACING:
- Original Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 631mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Kluson 3 per side
- CASE:
- Hard Case
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よく弾き込まれた1954年製J-45が入荷しました!
50年代中期期のぎりぎりスモールガード時期で、木目の詰んだ良質なスプルース トップに、やや太めな黒から赤みを経て落ち着いた色味の黄色にグラデショーンする渋いサンバーストが存在感の有る、味わい深いルックスです!!
ワンリングのロゼッタはやや外周に黒いラインの寄っており、19フレット仕様の指板には被らず、ロゼッタのリングが綺麗に円を描くレトロな顔をしており、ピックガードは年式を経たギターらしくトップに密着し、スモールガードのシンプルながらも独特な形状といい、べっこう柄の色も濃く、雰囲気抜群です。
アッパーベリーのブリッジには美しいブラジリアンローズウッドが使われており、サドルはまだアジャスタブルサドルが出る前で、古い時期のロングサドルから一般的なサドルスロットに収まるサドル形状に変わった後の仕様です。
サイド&バックやネックは、密度が濃く木目の美しいホンジュラスマホガニーが使われており、マホガニーブラウンのカラーとバックのシングルのバインディングが、シンプルで渋いJ-45らしいルックスとなっております。
ギブソンのシンプルなゴールドロゴが入ったヘッドは、黒い塗装に光沢感がややあり、程よく入ったウェザーチェックと共にヴィンテージならではの色気を感じられ、指板のブラジリアンローズウッドにもダークな黒い色位の良材が使われ、シンプルなドットのポジションマークからもシンプルなJ-45らしい風合いが有り、とても良い感じです。
ナット幅42,8mmでかまぼこ型のシェイプは、太さもやさしめな程よい太さで、握りやすい素晴しい感触のネックです。
この50年代のネックグリップを好むプレイヤーの方は多く、本機もネックコンディションは良好で、弦高も弾きやすくセットされていますので、キズは多いですが、演奏上のコンディションは非常に良いプレイヤー向けのギターです。
50年代中期のスキャロップブレーシング期J-45は、ボディの振動がすぐれていて、やはり良い感じにしっかりと太く鳴ってくれます。
コードストロークで弾いた出音も、コードの各音がクリアーでくっきりと立つ明瞭な音でありつつ、ボデイが良く反応して深く暖かな余韻を纏い、芳醇で懐が深い響きです
フィンガーで奏でるトーンも、低音弦はギブソンらしいウッディで丸く甘い独特の音を持ち、高音弦ではキラキラと明瞭なトーンながらも中域がシッカリと残るコシの強さを持ち、やはりこの時期のJ-45らしい箱が鳴ってくれる出音は、粘りがあって艶やかな響きです。
よく弾き込まれたギターで、サウンドホールやピックガード周辺の塗装はピックウェアーにより削れ、このような壮絶な弾き傷以外にも打コンや擦り傷は多く、ボディのバックには多少オーバーラッカーの箇所があり、傷などには目立たなくしようと塗装が塗られた箇所もありますが、全体的にはヴィンテージらしい良い表情をしております。
リフレットやナット、サドルの交換、ペグのツマミや止めネジの交換等が有り、入荷時には調整を行っておりますので、現在は演奏性が良好となっており、弾き込まれている分、とても鳴りが良く、プレイヤー志向の方にオススメの一本です!
気になる方は、是非お試しください!!