VIEW COUNT 628

Gibson J-45 (1959)

¥1,980,000. （税抜¥1,800,000.）

CONDITION：

EX++

TOP：

Spruce

SIDE   BACK：

Mahogany

FINGER BOARD：

Rosewood

BRIDGE：

Rosewood

NUT WIDTH：

42.8mm

BRACING：

Original X-Bracing

PICKGUARD：

Original

SCALE：

628mm

BINDING：

White

TUNER：

Kluson 3 per side

CASE：

Hard Case

		≪ 購入・お問い合わせ ≫ BLUE-G ブルージーコーポレーション 03-6273-7585 blue-g@blue-g.com 営業時間（月曜定休） 11：00～19：00

1959年製J-45のノンアジャスタブルブリッジが入荷しました！

50年代後期のJ-45はアジャスタブルブリッジがオプションでしたが、今回入荷の1959年製J-45は、一般的なノンアジャスタブルブリッジのヴァージョンです！

Gibsonの人気機種J-45の中でも、50年代後期はGibsonエレキの黄金期とも被る年式からでしょうかエレキ弾きからも人気が高く、この時期の薄いラージガードにGibsonらしい渋いサンバーストからの落ち着いたルックスも好まれる要因かもしれません。

40年代の登場時より続くサンバーストのカラーも、年代を経ると微妙にバースト感が変化していき、俗にタバコサンバーストやヴィンテージサンバーストと言われるこのカラーも、50年代ではバーストのグラディエーションが鮮やかになり、近年ではトライバーストなどとも称される絶妙な色合いとなっていき、60年代に入るとサンバーストのカラーもチェリーサンバーストとなりますので、ある意味ではこの59年という年式はこの渋いサンバーストの最終形態とも言え、渋いながらも黄色が広がって明るめな、なんとも言えない妖艶なルックスとなっております。

この渋くも鮮やかなサンバーストのトップには整った木目の良質なスプルースが潜み、そこに薄手のラージガードにワンリングのサウンドホール、ブリッジ形状も前端のアールが緩やかにスロープするこの年代のGibsonらしいベリーブリッジに一般的なノンアジャスタブルのサドルが合わさり、黒いブリッジピンやエンドピンなどのプラスティックパーツ等からも、この時期らしい渋い雰囲気となっております。

サイド＆バックやネックには、ヴィンテージのギブソンらしく密度の高いホンジュラスマホガニーが使われており、経年変化でウェザーチェックの入ったややダークなシースールーのブラウンカラーと共に、こちらも渋い風合いとなっております。

J-45らしいシンプルな黒いヘッドにはGIBSONのゴールドのシルクスクリーンロゴ、ペグはクルーソンの三連チューナーでギアカバーの中央に一列刻印のKLUSON DELUXEの文字が入ったオリジナルパーツです。

色味の濃いローズウッドの指板に白いパールのドットポジションマークが映え、ナット幅42.8mmでやや太めで程良い握り心地を持つネックも絶妙なグリップ感です。

この渋いルックスに見惚れながらギターを構え、まずはチューニングし始めただけでも各弦の単音での立ちが良く、気持ち良く音を合わせることのでき、その後にガッとストロークした時の軽快に広がる響き、しかもその響きの中には中音域に芯が有り、コシが強く伸びやかな心地良いトーンが印象的です。
恐らく弾き込まれて年式を経たであろう、枯れて反応の良くなったサウンドはフィンガーでもマッチし、ついついポロポロと爪弾いてしまう、中毒性の強いトーンでもあります。

状態は、年式相応にかなり強く入った塗装のウェザーチェックや細かな駄コンや擦り傷は有り、1弦側の指板脇にはサウンドホールにかけてのクラック修理跡、ボディバックの６弦側ウェストくびれ近くの大きめなクラック修理跡が有り、一部フレットの交換やサドル、ブリッジピンの交換も有りますが、ネックや弦高の調整は行われておりますので演奏性のは問題ございません。

付属のケースはノンオリジナルのハードケースが付属し、古いギターらしくボディ内のブリッジプレートは補修されておりますが、演奏性は良好で、年季の入ったヴィンテージらしいよい表情をしておりますので、気になる方は是非ご検討ください！