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Martin 2-17 (1925)

¥715,000. (税抜¥650,000.)

CONDITION:
VG+++
TOP:
Mahogany
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
45mmmm
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
618mmmm
BINDING:
Brazilian Rosewood
TUNER:
Original
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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人気のあるスモールギターの2-17!

1922年に発表されたこのモデルは、スティール弦用にブレイシングされたマーチン初の”スパニッシュ・スタイル”ギター。
初年度に344本、1923年に800本近くを売り上げた当時のベストセラーモデルでした。

1922年から1938年までの16年間に7000本以上が生産され、その間に販売されたマーチンギターの13%近くを占めていました。

2-17を使用した最も有名なミュージシャンはジミーロジャース!
有名な000-45を手に入れる前は2-17を愛用していました。
当時、多くのギタリストが、小さめのボティで弾き心地が良く、
サイズに反して音量があるのが印象的だったようです。

今回入荷したこの2-17は、1925年製のヴィンテージです。

美しいマホガニーのボディは、縦にすっきりと木目が走っています。
ロゼッタのウッドリングやメイプルのパーフリングの装飾も、作り込みの良さを感じます。
トップの外周に、黒白パターンのウッドトリム、ボディのバインディングはブラジリアンローズウッドです。

美しいマホガニーネックに、丸い穴のスロテッドヘッド。
ヘッドの裏にはマーチンのスタンプが入り、ヴィンテージらしい外観です。
オリジナルのオープンのチューナーも、味わい深いレトロなパーツで、動作もスムーズ、快適に使えます。

指板は、赤黒く、質感の良いブラジリアンローズウッドが使われています。
5フレット目に一つ、7フレットに二つ、9フレットに一つの、パータンで、小さなスモールドットは愛嬌があります。
アイボロイドの素材を使っていて、とてもレトロなルックスです。

2-17の装飾は、1930年以降シンプルになりますが、
20年代のメイプルとブラジリアンローズウッドの上品なロゼッタの装飾。
ボディのバインディングの、トップ&バックともに、ブラジリアンローズウッドなど、
新しいギターで再現しようとすると、今となっては、とても贅沢なスペックです。

ナット、サドル、ブリッジピン。ブリッジとブリッジプレートの交換。エンドピン穴のジャックサイズ加工あり。
ブリッジはストレートな、短冊型のレクタンギュラースタイルで、美しいブラジリアンローズウッドを使って、雰囲気よく再現されています。ブリッジプレートには、プレートが追加されています。

ネック裏の、オーバーコート。トップ6弦側ブリッジ下のクラック補修、サイド6弦側にクラック補修。
バック、6弦側のボトムに、クラック補修があり、それぞれ、裏から割れ止めの補強のコマ当てが施されています。

ブリッジ周辺の、ブリッジ張り直しの修理跡や、ピックウェアーのダメージ感。
全体に時代が入り、細かなチェッキングが全身に走って、とても貫禄のあるルックスです。

ボディのバックには、2-17の愛用者の一人、有山じゅんじさん。
ボディバックと、ハードケースに、ラグタイムギタリスト、デイビット・レイブマンさんのサイン入り。
TAB打田十紀夫さんの招聘で、一度きりの来日時、東京、大阪で行われた、伝説のギタリスト、レイブマンのライブの際に、
2011年の1月、東京公演での貴重なサインです。

長年の修復歴、消耗部の交換はありますが、ボディネックともにコンディション良好。
入荷後、バーフレットを綺麗にセッティングしていますので、とても快適に使えます!

長年、使い込まれたことで、ボディもネックも柔らかく反応し、木のやわらかい振動を感じます。
とてもフレンドリーに手に馴染む、絶妙の弾き心地の良さ!!

サウンドが素晴らしいギターで、軽いギター特有のレスポンスの良さ。
枯れきったヴィンテージサウンドで、このサイズのモデルとしては驚くほどの音量があります。

20年代の、軽くて繊細なサウンドは、このヴィンテージギターでしか味わえないと思います!

音にしっかりと芯がありながらもレスポンスが速く、ほっこりしたこのサウンドには多くの方が魅了されると思います。
ラグタイムやカントリーブルースにベストマッチ。軽く爪弾くだけでも、絵になるサウンド!!お早めに!