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Gibson J-45 (1957)
¥1,870,000. (税抜¥1,700,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 43mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Kluson 3 per side
- CASE:
- Hard Case
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程良く弾き込まれ、良い表情の1957年製J-45が入荷しました!
ギブソンの定番人気機種とも言えるJ-45は、登場から細かな仕様変更を加えながら長くラインナップされておりましたが、中でも50年代のスタイルは現在でもリイシューされる事も多い、ルックス、サウンド共に多くの方がイメージし易い、一番「らしい」スタイルかと思います。
この50年代でも前期のスモールガード時期、そして後期のラージガード時期ではオプションでアジャスタブルブリッジが登場し出しており、本機は50年代後期ラージガード時期のアジャスタブルブリッジ仕様です。
サンバーストの色合いも時代によって微妙に変化し、本機は真ん中の黄色がやや広め、中間の赤から端の黒にグラデーションして行きますが、周りの黒は細めな、50年代最後期の色具合に近いサンバーストです。
このバースト具合の薄い塗装は、木目の凹凸がやや感じられる程度に適度に痩せ、ぱっとは見え辛いのですが光にかざすと細かなウェザーチェックがビッチリと入り、トップのスプルースも素直な木目が細かく入った良材で、傷具合も程々に使い込まれた渋い感じと、なんともアンティークな、ヴィンテージらしい風格を感じさせる良い表情をしております。
薄いラージガードにワンリングのロゼッタ、アップベリーのローズウッドブリッジには、パーツ交換はありますがセラミックサドルのジャスタブルブリッジに黒いブリッジピンと、シンプルで控えめながらも主張を持った、この時期らしいルックスです。
ネックやサイドバックは綺麗な木目の上質なマホガニーで、50年代のマホガニーブラウンのカラーはまだ色味が薄めで、この上質なマホガニーの木目を楽しめます。
ヘッドにはゴールドのGibsonロゴ、チューナーはクルーソンで1列刻印の三連ペグで、このヘッドの塗装にも程良くウェザーチェックが入った貫禄のルックスです。
指板も赤黒い色味の濃い、美しいローズウッドで、シンプルなパールドットのポジションマークが映え、ネックグリップは同時期のレスポールなどと近い、ややガッチリとしたラウンドシェイプのグリップ感を持ち、この握り心地が好きな方も多いかと思います。
サウンドは各弦が太い鳴りで、倍音のたっぷりとした艶のあるサウンド!
人気の高さが頷ける、50年代後期のセラミックサドルのサウンドが堪能できるヴィンテージです。
甘くファットな芯のあるサウンドで、各弦の音の輪郭も素晴らしく、立体的でサスティーンも心地よく、ストロークでカッティングしても、アルペジオでしっとりと鳴らしても、色気のある素晴らしいトーンです。
状態は、1弦側指板脇にクラックリペア跡があり、ネックヒール部にストラップピンの取付跡、リフレットとナット、ブリッジピン交換、アジャスタブルブリッジもブリッジサドルとブリッジ高さ調整ネジが交換され、現在はオリジナルに戻しておりますが、以前に他のペグを取り付けた跡もあります。
付属のケースはノンオリジナルのハードケースですが、程よく痩せたオリジナル塗装は良い感じで、ボディ&ネックともにコンディション良好です。
このヴィンテージらしい美しいルックスと、素晴らしいサウンドともに、おすすめのJ-45です。
ぜひ、この機会にお試しください!!