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Martin D-28 (1964)
¥1,980,000. (税抜¥1,800,000.)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 42.5mm
- BRACING:
- Non Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hard Case
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弾き込まれて鳴りの良い64年製D-28!
ロングサドルにベッコウ柄ピックガード、丸みを帯びたヘッドなど、60年代中期らしいスタイルの一本です。
キリッとした木目が目を惹くトップのスプルースは程良く色焼けし、鼈甲柄のダークな色味のピックガードも雰囲気良くマッチしており、ロゼッタやバインディングの白い線もくっきり映えます。
サイド&バックは比較的に穏やかな柾目のハカランダ材で、クリーミーな褐色の色味の木肌に、所々でキリッと黒い縞が走りってアクセントになった、魅惑的なルックスです。
木目の詰まった良質なマホガニーのネックは、頂点のなだらかなVシェイプで、やや細めでスリムな握りこみやすいネックです。
ヘッドは60年代中期らしくコナーが丸いヘッド形状、ハカランダのヘッドプレートには色焼けてダークなMartinロゴ、ペグは大きなワッシャーでパテント刻印の入ったグローバー102のロートマチックです。
指板とブリッジはエボニー、ポジションマークはシンプルなドットのマザーオブパールインレイで、ネックヒールサイドにはストラップピンが取り付けられた穴の埋め跡が有り、現在はヒールキャップ部に取り付けられております。
ヴィンテージらしく程良く使い込まれた表情を持ち、弾き続け、メンテナンスしながら使われてきた楽器で、トップの1弦側エンド近くの端にクラック修理や、マーチンクラックの修理跡も有り、これら補修跡やブリッジ周りなどと、サイドやバック、ネック裏などにもタッチアップやオーバーラッカーも有ります。
これら塗装のタッチアップやオーバーラッカーなどは画像では確認し辛いですが、これら塗装面の補修箇所と元の塗装では艶感の違いなどが、光を当ててよく見ると確認できます。
その他、ナットやブリッジサドル、エンドピンの交換、リフレットなども有り、消耗箇所は交換されており、付属のケースはもっと後年のMartinモールドケースが付属します。
そのように使い込まれた個体ですので、鳴りの良さも魅力的な一本で、低音域から高音域までの広いレンジでボリューム感があり、倍音たっぷりに鳴ってくれますが、音の立ちが良いので、それぞれの音が埋もれる事無くクリアーに響きます。
程良くドライで乾いた明るめなサウンドで、けっこうパワフルにストロークしてもシッカリと受け止めてくれる剛性感の高さが心地良く、ドレッドノートらしい頼もしさを持ったトーンです。
ハカランダ時期のドレッドノートらしい力強く芳醇なトーンを堪能できるギターで、オススメのヴィンテージです。
ぜひ、この機会にお試しください!