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Martin D-18 (1942)
¥3,520,000. (税抜¥3,200,000.)
- CONDITION:
- EX-
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Honduras Mahogany
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 42.8mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing(Rear Shifted)
- PICKGUARD:
- Non Original
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Tortoise
- TUNER:
- Original Kluson
- CASE:
- Hard Case
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1942年製D-18のリフィニッシュ物です!
美しい倍音感と使い込まれ枯れた素晴らしいサウンド!
本機はオールリフィニッシュや細かなパーツ交換、修理箇所なども有る、プレイヤーズコンディションの1942年製D-18ですが、それでも、この軽いギターを手にし、弾いてみると、低音の太さや各弦の存在感が凄い響きで、暖かな戦中期マホガニーモデルの魅力が堪能でき、貴重なヴィンテージマーチンを楽しめる一本です!!
トップは、アディロンダックスプルース。
さすがはこの時期らしく、密度を感じる繊維の細やかな材で、整った木目が美しく流れる良材が用いられております。
リフィニッシュはされておりますが、それからかなり時間も経過しているようで、レモン色の明るい顔でビッチリとウェザーチェックも入り、ヴィンテージらしい渋い顔付きになっております。
ピックガードは張り替えですがアンティークなダークカラーのベッコウ柄で、エボニーのベリーブリッジも作り替えられて交換されており、サウンドホールは以前にラージホールに改造されていたのを、ロゼッタ周りを増設して修復されていたりと、各部の修理、修復箇所は多いのですが、全体的にヴィンテージ感を尊重した仕上がりとなっております。
サイドとバックのマホガニーも、この時期らしい緻密な木目の材が用いられ、マホガニーブラウンカラーの色味も良い風合いで、ベッコウ柄のバインディングとのマッチングも渋く纏まっております。
30年代の角ばったヘッド形状で、古びた風合いも有るヘッドロゴですが恐らく張り替えられた物で、リフィニッシュから時間が経過し、現在は色焼けして渋い風合いになっております。
ペグも何度か交換された跡が残ってますが、現在は比較的に近い年式のオープンバックで白ツマミのペグが付いております。
ネック周りはこの戦中時期らしくエボニーロッドの仕様で、リセットやリフレット、ナットやサドルの交換等が有り、リフレッット時に指板が多少薄くなってしまっておりますので、ナット幅42.8mmのネックグリップはややスリムになっており、ソフトなVシェイプのマホガニーネックは握り易くなっております。
その他、ブリッジピンやエンドピンも交換され、エンド部にテールピースを取り付けたネジ跡も残っており、ボディローエンド1弦側端は、トップとバックにクラックの修理跡が残っております。
このように、リフィニッシュや各部の修理、調整箇所は多いギターですが、ヴィンテージらしさを尊重して修復され、演奏性も確保するように施されておりますので、この戦中時期の枯れた素晴らしいサウンドを弾き易いセッティングで堪能できる一本となっております。
この戦時中のエボニーロッドのD-18は、ギターを手にした時の軽さは特別で、この軽量さからのトップ板から全体が震える感じが素晴らしく、大きなヴァイブレーションで太く、ボリュームタップリに鳴ってくれます!
経年で音が枯れ、程良く角の丸まった、ウッディであたたかいマホガニーならではのトーン!
フィンガーでも音圧のある深いサウンドが楽しめ、フラットピックでもご機嫌な、音像の大きなサウンドが堪能できます!!
古いヴィンテージギターですが、バリバリ弾けるようなセッティングにもなっておりますので、
気になる方は、是非お試しください!