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Taylor Model 855 (1986)
¥308,000. (税抜¥280,000.)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 47.4mm
- BRACING:
- Original X Bracing
- PICKGUARD:
- Tortis
- SCALE:
- 648mm
- BINDING:
- white
- TUNER:
- Grover Gold
- CASE:
- Original Hard Case
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80年代テイラーの12弦ギターModel 855の中古品!
近年では生鳴りが良く扱い易いエレアコを求める方や、フィンガーピッカーの方にも人気が高いTaylorですが、ブランド登場時にはモダンなスタイルで扱い易く、鳴りの良いアコースティックギターとして評判が良く、多くのミュージシャンが手にすることでだんだんと認知を広げておりました。
中でも、メイプル材をサイド&バックに用いた12弦の655を基にパープルカラーのカスタムモデルや、ニール・ヤングが日本公演でも使用したサイド&バックがローズウッドの855などの12弦のジャンボモデルは、テイラーが登場した頃にアーティストが使用したとしてけっこう有名です。
今回入荷の855も、テイラーがアコースティックギターを主に製作していた80年代の製造で、現在は廃番となってしまった17インチのジャンボ・サイズで12弦仕様のモデルです。
製造が1986年ですので、1975年のブランドスタート時から10年ほどしか経っていない時期の製造ですが、各部を見ていくとこの時期でもTaylorの基本的なスタイルは確立されており、この時期でもモデル名の表記は現行と同様ですので、800シリーズの8、12弦の5、ジャンボスタイルのボディシェイプを表す5で「855」となっております。
このように基本的なスペックは800シリーズですので、スプルースのトップにローズウッドのサイド&バック、ネック周りはエボニー指板にマホガニーネックとなっており、ヘッドやピックガード、ブリッジの形状なども現行と通じるスタイルですので、一見でテイラーとわかるルックスになっております。
ただ、細部のスペックはこの時期ならではのスタイルがあり、ネックジョイントは、ネックブロックのラベル裏にボルトが有り指板側には無い昔のスタイルで、ネック材もヘッド部やヒール部に接木の無い仕様で、バック材が3ピースであったり、指板のインレイがダイヤモンドインレイであったりと、トラディショナルなアコースティックギターの風合いも残るスペックとなっております。
ネックグリップも、ナット幅は約47mmと近年のTaylor12弦ギターと同等のサイズで、グリップ感も薄めで握り易い仕様となっており、弾き易い12弦ギターをお探しの方にはおすすめです!
17インチのジャンボ・ボディらしい豊かなボリューム感とレンジの広いサウンドは秀逸で、ブライトで粒立ちのよい高音が心地よく、12弦らしい美しいコーラスのかかった透明感のある繊細なサウンドが特徴です。
以前にピックアップ取付が有ったようで、エンドピンジャック跡に太めのサイズのエンドピンが取り付けられており、ブリッジサドルの交換などありますが、年式を考えると目立つ傷等は無く、全体的に状態は良い個体で、ネックの状態も良好で演奏性も問題ない状態です。
12弦のサウンドに興味がある方には、ぜひお試しいただきたいオススメの12弦ギターです!!