VIEW COUNT 316
Guild D-35 (1974)
¥198,000. (税抜¥180,000.)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- Sitka Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42.6mm
- BRACING:
- Original X Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 650mm
- BINDING:
- Black
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Original Hard Case
≪ 購入・お問い合わせ ≫ | ||
70s Guildのお手頃な人気機種、D-35!
ギルドらしさが残る70年代製の中で、ドレッドノートでマホガニーのD-35は、まだまだお手頃でありながらもヴィンテージ感を感じられる機種として、ヴィンテージ が高騰している近年では、けっこう狙い目な機種かと思います。
ドレッドノートのボディスタイルで、スプルース トップにマホガニーのサイド&バックというウッドマテリアルは、MartinではD-18のようなトラディショナルなスタイルで、装飾系もシンプルで素朴な印象を与える機種かと思います。
しかしながら、製造から50年ほど年を経たモデルですので、このシンプルさが渋い風合いとなっております。
アンティークに色焼けしてウェザーチェックの入ったスプルースのトップ。
6弦側くびれの辺りにやや杢が出ていますが、全体的には細かく目の詰まった木目で、ブラックのボディバインディングに白黒白のパーフリング、サウンドホールには細かく幾重にも重なったパーフリングが2リング、大柄でベッコウ柄のピックガードやローズウッドのブリッジはギルド独特の形状で、派手な装飾ではないのですが、細かく見ると手の込んだ、そしてシンプルですが押しの強い、ギルドらしい存在感有るルックスが良い感じです。
サイド&バックにはマホガニーが用いられ、チェリーレッドと言うよりもワインレッドと言える濃い目のシースルーレッドのカラーとなっており、そこから透けて見える木目は緻密で細かく、この時期では普及モデルのD-35でもマホガニーには良材が用いられており、装飾系はシンプルに黒いバインディングのみと渋い風合いです。
こちらも良質なマホガニー材を用いたネックにもワインレッドのカラーでフィニッシュされ、ヘッドトップには突き板が無く、そこにシルクスクリーンのGuildロゴと黒いトラスロッドカバーというシンプルなルックス、この時期のGuildでよく見掛けるオリジナルのペグは、華奢なルックスでややトルクムラはありますが動作は問題なく、指板はバインディングの無いローズウッド、そこにパールドットの指板インレイと、こちらもシンプルなスペックで素朴な風合いです。
ナット幅が約42.6mmのラウンドネックで、ナット近くは極微妙にVのピークを感じる気もしますが、ほぼUシェイプ、ハイフレットに行くに従ってガッチリとしたグリップ感になる往年のトラディショナルなネック形状となっており、どちらかと言えば、握り込んでジャカジャカとストロークしたりすると楽しいギターではないかと思います。
サウンドは、ドレッドノートでマホガニーでの良質なトーン!
やはりこの時期のギルドのドレッドノートは、キリッとした輪郭とコシの強さを持っておりますが、そこに程良く小慣れて中域に纏まったマホガニーらしさが有ります。
ローズの55や50のようなドスンッとした低音域は無いのですが、それだけにジャカジャカとストロークすると纏まりの良い音で楽しく、それでいて音の立ちも良いのでフィンガーでポロポロ弾いても心地良いのです。
経年で程良く枯れたトーンは、トレブリーでワイルドな鳴り!
強いストロークでもシッカリと受け止めてくれてリバーブ感も豊か、倍音感や艶感も素晴らしい響きです。
製造は1974年製で、製造から50年ほど経っておりますので、塗装の焼けや痩せ、細かな擦り傷や弾き傷は有りますが、目立つような大きな傷や割れは無く、オリジナルハードケースやタグなども残っております。
お手頃にヴィンテージの風合いを楽しめ、サウンドもルックスも渋い一本!
気になる方は、お早めに!!