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Gibson J-45 (1959)
¥1,870,000. (税抜¥1,700,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Mahogany
- FINGER BOARD:
- Rosewood
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 42.8mm
- BRACING:
- Original X-Bracing
- PICKGUARD:
- Original
- SCALE:
- 628mm
- BINDING:
- White
- TUNER:
- Kluson 3 per side
- CASE:
- Hard Case
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人気の高い1959年製のJ-45が入荷しました!
Gibsonアコースティック好きの方はエレキ好きの方も多く、やはり「59年」という年式はレスポールなどとの絡みかもしれませんが、人気が高い製造年となっております。
J-45のカラーは翌年よりチェリーサンバーストに変更されますので、この50年代最終年のバーストは独特な風合いがあり、ブリッジ周囲の明るいイエローゾーンが大きく、そしてバースト外周の黒いゾーンが細く、尚且つややフェイドして赤みを帯びた濃いブラウンカラーとなったバーストの色合いがこの年式の特徴ですが、特にこの個体は外周のフェイド感が強く、やや明るめな顔つきです。
この仄かに明るめなサンバーストのトップには程良く目の詰まったスプルースが用いられ、そのフィニッシュも経年変化で痩せ、50年代らしい細かなウェザーチェックがビッチリと入ったルックスには、得も言えぬ存在感があります。
薄手のラージガードにワンリングのサウンドホール、アジャスタブルのベリーブリッジには艶の有る白いセラミックサドル、この年式の調整ネジはツマミの大きいデカネジタイプの場合もありますが、本機は通常のネジのタイプで、黒いブリッジピンは交換されておりますが、これらのスペックなどから、この時期らしいルックスになっております。
サイド&バックやネックには、ギブソンらしいきめ細かな木目のマホガニーが使われており、こちらも経年変化で細かくウェザーチェックの入ったダークなシースールーのブラウンカラーに、シンプルなクリーム色のバインディングが合わさり、非常に渋い風合いです。
ヘッドはJ-45らしいシンプルな黒いヘッドトップにGIBSONのゴールドのシルクスクリーンロゴ、ペグはクルーソンの三連チューナーでギアカバーの中央に一列刻印のKLUSON DELUXEの文字が入ったオリジナルパーツです。
クリーミーな色合いのローズウッドの指板にはパールドットのポジションマーク、アッパータイプのベリーブリッジはアジャスタブル仕様で、オリジナルの白い陶器のようなセラミックサドルが収まっております。
ナット幅42.8mmのネックグリップは、肉厚過ぎず、薄過ぎず、程よいグリップ感のUシェイプで、この絶妙なネックグリップがこの年式にファンの多い要因となっております。
サウンドは、アジャスタブルのセラミックサドルらしいキラキラと煌びやかな響きの中に、50年代のギブソンらしい野太くコシの強い中音域が合わさった魅力的なサウンドで、ザクザクとストロークした時の明瞭でブライトな響きと、各弦の存在感や音の線の強さが有るダイナミックなトーンが特徴的です。
キラッと切れるコード感に、豊かな倍音感が深いリバーブ感で包み込み、キラキラした華やかなトーンでありながらも一本芯の通った力強さがこの時期のJ-45らしい響きで、やはりフィンガーでもストロークでも、最高に爽快なギターです。
年式相応に塗装の痩せや焼け、細かな弾き傷や打痕は多く、ブリッジピンの交換やブリッジサドルスロットに若干の修正跡、ネックヒールにストラップピン取付、ピックガードには目立たないのですがステッカーを剥がした跡なども有りますが、木部のクラックや目立つ大きな傷等では無く、恐らく適切にメンテナンスしながら弾き込まれた個体かと思います。
付属のケースはチップボードケースですが、恐らく少し後の60年代頃の黒くて内張が赤いタイプで、Gibsonロゴ入りで状態も綺麗に残った雰囲気の良いタイプです。
入荷時にネック等の調整も行っておりますので演奏性に問題は無く、59年らしい渋いルックスとサウンドで、おすすめの1本です!