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Martin 00-42 (1930)
¥4,620,000. (税抜¥4,200,000.)
- CONDITION:
- EX+
- TOP:
- Adirondack Spruce
- SIDE BACK:
- Brazilian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 47.4mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- -
- SCALE:
- 630mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Original
- CASE:
- Hoffee Case
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戦前MARTINの中でも特に人気の高い、オリジナルOO-42が入荷しました!!
1930年に、30本しか生産されておらず、
1930年代に入ると、12フレットジョイントのモデルは、製作本数が少なく、
ピックガード付きのベリーブリッジ仕様のOO-42は、とても貴重で、なかなか触れる機会がありません。
エボニーロッドのマホガニーネックと、ナイロンからスティール弦に対応した過渡期の、
非常に軽やかなボディの反応と、あたたかい箱鳴りが素晴らしく、とてもウッディなサウンド。
1930年という、ゴーデンエラ期の中でも、エポックメイキングな、一つの頂点とも言える、素晴らしい時代のヴィンテージです。
トップは細かく杢目が詰まったアディロンダックスプルース。
オレンジ色に焼けた独特の表情。使い込まれた歴史を感じさせてくれるルックスです。
クリーミなブラウンカラーのオリジナルピックガードがなんとも味わい深いです。
サイドバックは美しいブラジリアンローズウッドが使われています。
柾目の中に、特徴的な黒いラインが走る素晴らしい景色です。
ネックはマホガニーで、梨肌の密度の濃い杢目。
Vシェイプの厚すぎず、薄すぎず、絶妙の握り心地のネックです。
ヘッドはスマートな形状のスロテッド。
ヘッドプレートは、まだロゴのない、レトロな外観で、オリジナルのチューナーも味わい深いです。
オープンギアの、プレートの彫金。アイボロイドのペグボタンの模様など、すばらしい質感です。
指板はエボニーで、シンプルな5フレットからのスノーフレイクインレイ。
ロゼッタやパーフリングは、ウッドで縁取りされた、輝きの美しいアバロンのインレイ。
青味の強いアバロンと、落ち着いたローズウッドとメイプルのウッドパーフリングがなんとも味わい深いです!
バックセンターストライプが太いウッドモザイクなのも雰囲気あります。
サイドクラック補修が両サイドあり、一部埋木があって、修理箇所周辺はタッチアップされています。
ネックヒールにクラックリペアがあり、ヒール付近の色が濃くなっています。
指板バインディング、ナット、フレット、ブリッジ、ピン、エンドピン交換。
トップ、バック、ネックはオーバーコートされていますが、オリジナル塗装の質感が残っていて、
指板わきやサウンドホール回りのピックウェアーがあり、時代を経たヴィンテージらしい風格があります。
ボディ、ネックともに弾きやすくセッティングされ健康体のヴィンテージです。
戦前のMARTINを弾く、楽しさと感動。
うっとりとしてしまう、あたたかい倍音感です。
耳に優しいあたたかい丸みのあるトーンで、しかも澄み切ったリバーブ感!!
枯れた質感で、あたたかい表情を持ったサウンドです。
弦にかるく触れるだけで、上質な材がしっかり震えて、密度の濃い出音が、抜群のレスポンスで鳴ってくれます。
ボディの震え方、ネックの響きと、病み付きになるような魅力的な楽器です。
1930年代は取引される相場も高く、アバロンインレイの入った戦前ものはとくに貴重。
美しい材で組み上げられたルックスはもちろんですが、なんといってもこれを弾いたときの衝撃。ヴィンテージギターのトーンの魅力にやられてしまう、最高の楽器です。この機会にぜひ体感してください。