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Greven D Herringbone 1936 (2006)
¥770,000. (税抜¥700,000.)
- CONDITION:
- EX+++
- TOP:
- Spruce
- SIDE BACK:
- Indian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortis
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- GOTOH
- CASE:
- ARANJUEZ
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2006年製のD Herringbone!
音の良い個体で、おすすめのGreven!
ルシアーメイドの中でも、人気や知名度が高いGrevenで、中でもホワイトレディやハカランダなどのレア材を用いたモデルは人気が高いのですが、本機のようなオーソドックスでトラディショナルなスタイルのモデルは、純粋にグレーベンのトーンを楽しむには良いギターではないかと思います。
トップのスプルースは、産地まで特定できませんが少し特長的な木目で、キリッと通った木目と色白な顔つきを持つスプルースが使われており、ボディのスタイルはドレッドノートでベッコウ柄のピックガード、バインディングはアイボロイドでヘリンボーンのトリムなど、トラディショナルな風合いを持つ、オーソドックスなアコースティックらしいスタイルです。
サイド&バックのインディアンローズウッドは赤茶色の木肌に魅惑的な濃淡があって、ややワイルドな表情を持ち、アイボロイドのバインディングに白黒のトリム、そしてセンターに装飾が無いシンプルな仕様から、この木目が引き立つ、ウッディな風合いとなっております。
ローズウッドの突き板が付いたヘッドにはGrevenのバナーロゴ、チューナーはGotohが付いていおり、エボニー指板には小さ目のポジションインレイが入っています。
ナット幅は44.5mmで、ヘッド裏にはダイヤモンドではなく、オーソドックスなスタイルのボリュートが付いたマホガニーネック、ネックのグリップは少し薄めで、クセのない握りやすいシェイプです。
このように、トラディショナルなスタイルを尊重し、シンプルな装飾で仕上げられ、ウッドマテリアルもオーソドックスなギターですが、音は素晴らしいグレーベンサウンドです!
出音が大きく、余裕たっぷりのサウンドで、とにかくタッチに忠実なギターです。
音が太く、Grevenらしいふわっと優しいサウンドで、リバーブ感も素晴らしいです!
フワッと甘い倍音を伴うサウンドはインディアンローズウッドの特長かもしれません、プレーン弦のハイポジションを弾いてもとても滑らかな音で、メロディが引き立つトーンです!
オーソドックスなアコースティックらしいトラディショナルなギターですが、シッカリとGrevenサウンドを奏でるところが面白いギターで、結構このようなシンプルなスタイルで音の良いギターをお探しの方も多いのではないでしょうか!
2006年の製造で、画像では確認し辛いボディサイドの塗装負けが数カ所ありますが、年式を考えると傷の少ない綺麗なコンディション、ネック周りのセットアップやブリッジサドルの交換などが施されて演奏性も良く、付属のケースは赤いアランフェスの軽量なハードケースですので、実用的な音の良いアコースティックギターをお探しの方には、お勧めの1本です!