VIEW COUNT 431

Julian Gaffney MODIFIED-D Cutaway (2021)

¥2,310,000. (税抜¥2,100,000.)

CONDITION:
MINT
TOP:
Swiss Spruce
SIDE   BACK:
Brazilian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebony
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
44.5mm
BRACING:
Lattice
PICKGUARD:
Clear
SCALE:
641mm
BINDING:
Ebony
TUNER:
GOTOH 510
CASE:
Hoffee Case
NO VIDEO NO VIDEO

≪ 購入・お問い合わせ ≫
BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com

営業時間(月曜定休)
11:00~19:00

NO VIDEO

ルシアーメイドの為に製作本数が少なく、出物の少ないJulian Gaffneyの人気機種Modified D Cutawayの美品中古!

新進気鋭のルシアーというイメージも強いジュリアン・ガフニィー氏ですが、アーヴィン・ソモジ氏の元でギター製作を学び終えた後、2014年に独立してアコースティックギター製作を開始してから既に10年程経っております。
ソモジ氏に弟子入りする以前にも、Rudy's Musicの修理部門に所属したり、エレキギターの製作でも有名なロジャー・サドウスキー氏の元で働き、サドウスキーのアコースティックギターの試作にも関わったりと、なかなかユニークな経歴を持っております。

そんなジュリアン・ガフニィー氏製作のアコースティックギターは、独特なルックスは勿論、その凝った造りや仕上がりの良さ、そして素晴らしいサウンドから、コアなファンからの人気を博し、現在でもニューヨーク市近郊のビーコンという小さな町にてギター製作を続けております。


今回入荷のモデルは、ジュリアン・ガフニィー氏製作のアコースティックギターでは人気の高いModified D Cutawayのスタイルで、サイド&バック材にはトーンウッドとして人気の高いブラジリアンローズウッドが用いられた、2021年製の状態の良い中古品です。

トップ材は上質なスイススプルース。
色白で木目の整った綺麗なスプルースで、柔らかな出音と繊細な倍音感が魅力です。
この品の良いトップ材に、魅力的なサウンドホールとブリッジの造形がエッセンスとなって、目を惹くデザインとなっており、ピックガードはクリアーで、ボディのバインディングはエボニーの仕様です。

ウッドセグメントのロゼッタは、よく見ると手の込んだ造りを持ち、立体的で凝ったデザインを持つブラジリアンローズウッドのブリッジ部には、太いサドルや頂点の平らなブリッジピンなど師匠に共通するディテールが特徴で、これらは共に非常に素晴らしい仕上がりで、フローレンタインの尖ったカッタウェイからのシャープな印象からと共に、キリッとした上品な佇まいのギターとなっております。

サイド&バック材は美しい木目を持つトーンウッドとして人気のブラジリアンローズウッド。
ギラっとしたフィギュアドの杢が出た非常にレアな美しい材で、こちらもセンターストリップとバインディングにエボニーを用いたウッディーな風合いを持ち、シンプルながらもエンド部とネックジョイント部に程良くアクセントを加えたデザインから、上品な雰囲気となっております。

特長的なルックスのヘッドにはトップにエボニー、バックに杢目の出たコアの突き板が貼られ、そのヘッドトップにはロゼッタのデザインとも通じるバール材を使った美しいインレイで装飾され、チューナーはGotoh 510のゴールドを搭載し、立体的なボリュートも美しいスタイルです。

漆黒のエボニー指板には外周にメイプルのラインが装飾され、フレットには磨耗に強いエボゴールドが使われております。
ナット幅が約44.5mmのマホガニーネックは、やや幅広ながらも薄めなネックグリップで、この弾き易いネックはハイフレットに向けても薄めなグリップ感を保ち、テクニカルなフィンガリングにも対応できる、演奏性の高さを持ちます。

このように機能美を感じさせるデザインと、各部の仕上げもとても美しく、素晴らしいルックスを持つギターなのですが、そのデザインだけでは無く、サウンドもかなり上質なギターでもあります。

ソモジ氏譲りの繊細なブレーシングワークも素晴らしく、そこから奏でられるトーンも非常に豊潤で魅惑的です。
1音1音リッチで濃厚なサウンドは、師匠の音を上手く継承しているギターだと思われ、低音弦は太く存在感があり、高音弦はクリスタルな響きで、非常に高いレベルでバランスの良いサウンドは実現しています。
軽いタッチでも余裕たっぷりに鳴ってくれますが、力強く弾いてもしっかりとそれに応えてくれる懐の広さがあり、音の芯や艶、倍音感もしっかりとあり、広いポジションでバランス良く鳴る為に、カポをした時の鳴りの変化もあまり感じさせません。
そおデザインやサウンドなど、Somogyi系のルシアーではありますが、その枠に囚われずに多くの方にお試し頂きたいギターです。

近年のルシアーのギターは、出来の良さには目を見張るものがあると思い、このジュリアン・ガフニィー氏製作のアコースティックギターもルックス、サウンド共に文句なしの1本です!

製造は2021年製で使用感も少ない美品中古状態で、付属のハードケースも高級なHoffee Caseと、なかなかおすすめの一本です!