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Benedetto Manhattan (1995)
- CONDITION：
- EXF
- TOP：
- European Spruce
- SIDE BACK：
- Figured Maple
- FINGER BOARD：
- Ebony
- BRIDGE：
- Ebony
- NUT WIDTH：
- 44.5mm
- BRACING：
- Original X-Bracing
- PICKGUARD：
- Original
- SCALE：
- 635mm
- BINDING：
- White
- TUNER：
- Schertler Gold w/Ebony Buttons
- CASE：
- Grand-Oply Hard Case
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ベネデット(Robert Benedetto)の人気機種「Manhattan」の1995年製！
偉大なる弦楽器製作者とも称されるベネデット(Robert Benedetto)氏は、氏が製作するアーチトップギターの高い評価だけでなく、アーチトップギター製作方法を詳細に解説した「Making An Archtop Guitar」の著者として、その後の楽器製作者に大きな影響を与えており、弦楽器制作の歴史でも重要なルシアーの一人とされております。
現在ではジョージア州サバンナにて製作されている「Benedetto Guitars」ですが、1999年から2006年まではFender社とライセンス契約を結び、技術顧問としてGuildの高級機種の製作にも携わったりもしており、本機はそれ以前の個人工房時期、中でも人気の高い90年代の製作で、ベネデットのアーチトップラインでは代表的な人気機種のマンハッタンモデルです。
このマンハッタンモデルは、現代のアーチトップギターではJAZZギターとしての需要が高い17インチサイズでカッタウェイ、フロントにピックアップを搭載した、定番とも言えるスタイルを持った人気モデルです。
美しく整った木目を持つマスターグレードのヨーロピアンスプルースのトップ材は、ハンドカーヴィングにて丁重に仕上げられ、丸いベネチアンカッタウェイも雰囲気良く、Fホールのセルバインディングは3プライ、ボディの7プライの多層セルも迫力があり、エボニー材のブリッジやテールピース、ピックガードなども品の良い造形美を持ち、全体で素晴らしい表情をしております。
サイドやバック、ネック材にも美しいメイプルが使われており、こちらもハンドカーヴィングにて仕上げられ、ブックマッチのバックの杢目も均整の取れた色気の有る風合いで、陰影深くギラとした杢目のネック材などと合わせ、シンプルに見える背面も、ウッディで妖艶なスタイルです。
大きく印象的なヘッドにはブラックのヘッドプレート、そこに93年以降から用いられた印象的なパールインレイのブランドロゴやゴールドでエボニーボタンのシャーラーペグが用いられております。
このヘッドから続く5プライのバインディングが施されたエボニー指板にはインレイの無いシンプルなスタイルですが、合わせてキリッと引き締まったルックスを持っており、過度な装飾が無くとも、存在感を感じさせる雰囲気を持っております。
この美しいアーチトップにはXブレーシングが用いられ、豊かな甘くふっくらとした生鳴りはベネデットらしく、オリジナルピックアップを通したトーンも非常にナチュラルでピュアな響きを持っております。
この美しいギターを抱えただけでも気分が出るのに、ナット幅44.5mmのネックも非常に弾き易く、いつまでも弾いていたいギターだと思わせてくれる逸品です！
微妙な擦り傷や細かな打コン、ヘッドのペグワッシャー 周りの塗装浮き等は若干有りますが、全体に使用感が少なく、年式を考えるとコンディション、サウンドともに抜群な、素晴らしいアーチトップギターです。
気になる方は、是非ご検討ください！！
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