
VIEW COUNT 420
Fender Champion Lap Steel (1952)
¥253,000. (税抜¥230,000.)
- CONDITION:
- EX++
- TOP:
- -
- SIDE BACK:
- -
- FINGER BOARD:
- -
- BRIDGE:
- Original
- NUT WIDTH:
- 57mm
- BRACING:
- ー
- PICKGUARD:
- ー
- SCALE:
- 572mm
- BINDING:
- ー
- TUNER:
- non-original Kluson
- CASE:
- Non Original Hard Case

![]() |
![]() |
≪ 購入・お問い合わせ ≫ |
![]() |
Fenderの歴史を感じさせる、ヴィンテージのラップスティールギター!
ラップスチールギターというと馴染みの無い方には、すごく遠い存在のようにも感じるかもしれませんが、細部を見ていくとピックアップの構造や各部の配線など、エレキギターに通じる仕様を持ち、なかなか興味深い楽器でもあります。
今回入荷のFender Championのラップスティールも、最初はブロードキャスターと呼ばれていたFenderを代表する名機テレキャスターを彷彿とさせるスペックが其処彼処に有り、なんとなく目を惹く存在でもあります。
元々は、レオ・フェンダーがドク・カウフマンと共同経営で興した会社、K&F時代からアンプと共にスティールギターの生産も開始しており、カウフマンとの共同経営解消後、社名を「Fender Electric Instrument Co.」とした後、1949年頃に誕生したのがラップスティールのスチューデントモデル「Champion」ですので、同時期に登場したブロードキャスターやエスクワイヤーと通じるデザインが有るのかもしれません。
コントロールプレートやアウトジャック、フラットポールピースのシングルコイルピックアップなどはなかなか興味深く、ホワイトパーロイドのボディ外装も経年で色焼けし、「らしい」風合いとなっております。
ヘッドトップのナットと一体となった金属のプレートも、レオ・フェンダーらしいシンプルで合理的なデザインとなっており、さりげなく「Fender Electric Instrument Co.」の社名が刻印されたデザインも良い雰囲気です。
配線系も1ヴォリューム、1トーンと、一番シンプルなエレキギターと同様な配線パターンとなっており、ピックアップも同時期のテレキャスターと同様な仕様ですので、アンプからの出音も素晴らしいサウンドを出力してくれます。
ソリッドで艶やか、そして伸びやかなサスティーンも心地良く、グイッと通るサウンドは流石です!
ピッキングの強弱がダイレクトに伝わるような、ヒリヒリするセンシティブなタッチ感、シンプルだからこそのこのピッキングニュアンスも、ヴィンテージ のテレキャスターなどにも通じる感触ではないかと思います。
元々は、レオ・フェンダーがハワイアン音楽の流行に応えるために開発されたラップスティールですが、ギターと同じく6本の弦構成ですので、オープンGやオープンDなどのチューニングにしてスライドギターの感覚で弾くと、けっこうロックやブルースの方にも馴染み易く、ステージにスタンバイして、曲やフレーズによって効果的に弾くのも面白いかと思います。
本機のような古い Fenderラップスティールの正確な年代を特定するのは少々難しいのですが、配線のボリュームとトーンにはクラロスタットのポットが使われており、このポットの特徴的な青いスタンプが背面に押され、肝心のデイトスタンプがアースのハンダで隠れておりますが、ボリュームポット側は年式を表す下から三桁目が微かに「2」と判別でき、1952年製と推定しております。
クラロスタットのポットは、この時期のテレキャスターで見掛ける事の多いポットで、コンデンサーにはASTRONのオイルコンデンサー、PU側の配線がトーンポットに配線されている箇所はハンダヴァージンなので、ピックアップもオリジナルと推察しております。
その他、ペグは近年の3連クルーソンの白丸つまみのタイプに交換され、ヴォリュームとトーンのコントロールノブも交換されております。
ハードケースもオリジナルは欠品し、付属のケースはサイズが大きなタイプとなっております。
このように一部パーツ交換など有りますが、サウンドは現役で使用できる魅力的なトーンを持つヴィンテージですので、気になる方は、この機会にお試しください!!
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |