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Martin M-36 Standard (2022)

¥363,000. (税抜¥330,000.)

CONDITION:
EXF
TOP:
Sitka Spruce
SIDE   BACK:
Indian Rosewood
FINGER BOARD:
Ebonyy
BRIDGE:
Rosewood
NUT WIDTH:
44.5mm
BRACING:
Original Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Original Tortoise
SCALE:
645mm
BINDING:
White
TUNER:
GROVER
CASE:
Original Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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1978年から生産開始されたM-36で、コンディションの良い2022年製の美品中古が入荷しました!!

MartinのMサイズは、定番のDや000、OM等と比べるとマイナーな、あまり知られていないサイズ感なのですが、このサイズは0000(クワドラ・オー)と呼ばれる000サイズよりもひと回り大きい16インチのボディサイズで、ドレッドノートなどと近いサイズ感ながらも括れたボディで抱え易く、生鳴りと演奏性のバランスが良いスタイルと言われ、尚且つロングスケールのネックとOOOサイズ同様のボディ厚から、レスポンスの良さをも兼ね備えた、なかなか魅力的なスタイルです。

そのMシリーズの代表的な機種であるM-36は、製作本数も少なく、あまり見かけないややレアモデルですが、フィンガーピッキングが流行する今こそ見直されるべき、時代を先取りし過ぎた名器だとも評され、古くはビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーチンが愛したモデルとしても有名です。

今回入荷は2022年製で、スタンダードシリーズにラインナップされているM-36 Standardの中古品です。
トップは木目がみっちりと詰まり、そこにさざ波のように細かくシルキーな杢が全面をキラキラと覆った美しいシトカスプルースが用いられ、サウンドホールは35スタイルと同様に白黒積層のパーフリングが三重に入り、バインディングも白黒合わさり、サイドにも細かく積層で入ったタイプ、ベッコウ柄のピックガードにローズウッドのベリーブリッジと、マーチンらしいシンプルな機能美を感じさせるスタイルです。

サイドとバックにも美しいく整ったインディアン・ローズウッドが使われており、バックも35スタイルのような3ピース仕様で、3枚ともに色味の整ったバランスの良いルックスとなっております。

真ん中のローズウッドが少しダークな色味の材になっています。

ヘッドトップにはシンプルにローズウッドの突き板で、シンプルなマーチンのデカールロゴ、ペグはグローバーでバインディングは無いタイプです。

ネックはセレクテッドハードウッドで黒々としたエボニー指板にはバインディングが入り、ポジションインレイはパールドットのシンプルなスタイル、ナット幅44.5mmのネックはModified Low OvalのグリップでHigh Performance Taperですので、幅広ですが薄目で握り易く、ハイフレットまでも厚みがそれほど増さない、広いポジションで弾き易いネックです。

サウンドは単音でも太い鳴りで奥行き感も有る、華やかなサウンドが特徴で、D-35にも通じるマイルドな倍音感も併せ持った心地良いサウンドです。
低音から高音までとてもバランス良く、単音でも和音でもしっかりとした存在感のある鳴りは素晴らしく、サスティーンや音の残響が豊かで、余韻が美しく響きます。
定番のDサイズとも異なり、パッと見た目で似ている000やOMとも違う独特のサウンドが魅力で、基本的にはフィンガーピッカーの方に好まれる演奏性やサウンド傾向かとは思いますが、気兼ね無く簡単なコードでジャカジャカとストロークするだけでも楽しいギターだと思います。

状態は2022年製であまり弾かれていなかったようで、ネックコンデションも良くサドルの余裕もあり、演奏性も抜群です。
目立った傷や割れはなく、ボディのコンディションも素晴らしい使用感の少ない美品です。
マニアックな人気で中古の出物は意外と少ないモデルですので、気になる方は是非ご検討ください!