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Preston Thompson Style D-28 herringbone D-EIES (2025)
¥1,375,000. (税抜¥1,250,000.)
- CONDITION:
- NEW
- TOP:
- European Spruce
- SIDE BACK:
- Old Growth East Indian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Pre-War Scalloped X-Bracing Adirondack
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Waverly
- CASE:
- Original Hard Case
- OTHER:
- 3 Ring Abalone Rosette
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Preston Thompsonの美しい新作が入荷しました!
色白で可憐なルックスを持つ美しいドレッドノート、ショップオーダーで1本のみ製作したカスタムモデルです。
基本的には戦前のヘリンボーンスタイルD-28を基にしたカスタムオーダーモデルですが、プレストン・トンプソンのストックする木材の中から厳選されたヨーロピアンス・プルースと古材のインディアンローズウッドをセレクトして製作されており、DreadnoughtでEast Indian RosewoodとEuropean Spruceですので、モデル名が「D-EIES」となります。
ヘリンボーンのドレッドノートのイメージは、押し出しの強い、さもするとやや粗野な印象も有るかもしれませんが、このカスタムモデルでは真っ白なヨーロピアンス・プルースと、それに対比するような深く濃い色味を持つ古材のンディアンローズウッドを用いる事で、清楚で儚げな風合いを漂わす、エレガントなルックスに仕上がったのが面白いところです!
サウンドも、ガッツリとしたヘリンボーンのドレッドノートというよりも、40番台のような濃密でゴージャスなトーンのギターとなっており、羊の皮を被った狼とも言える、ヘリンボーンのドレッドノートで45サウンドを奏でるギターに仕上がっております!
このギターで目を惹くトップは、色白なヨーロピアンス・プルース。
木目の詰まった美しい材が使われ、トナーをかけず、ナチュラルな純白の雰囲気を保ち、塗装の光沢と透明感が有る、明るく上品な顔をしています!
アイボロイドのボディバインディングにヘリンボーンの寄木のトップパーフリング、淡いべっこう柄のピックガードにエボニーのベリーブリッジなどがレトロな28の装飾ですが、サウンドホールの3リングのパーフリングには、真ん中のリングにさり気無くアヴァロンが用いられ、この清楚なトップ材と合わせて、新しいテイストを感じる、爽やかでとても上質なルックスの28スタイルとなっております。
サイドバックは古材のインディアンローズウッド。
トンプソンのストックしている材は何時も素晴らしいのですが、今回は格別で、妖艶な表情を持つ古材のインディアンローズウッドをセレクトして頂きました。
古い時期に切り出された木材らしく、非常に色味の濃い黒々とした木肌の良材ですが、光が当たると正に「紫檀!」と言えるような紫色の暗褐色な色味が浮かび上がり、そこに仄かに暴れる木目が流れた様はなかなか妖艶で、非常に味わい深いルックスです。
ヘッドは30年代風のスマートな形状で、ヘッドプレートにはThompson Guitarsが「Figured Ebony」と表記する仄かに木目の出たエボニー材が用いられ、パールインレイのトンプソンロゴやウェバリーのペグと合わせて、シンプルながらもウッディな風合いを醸し出すルックスとなっております。
エボニーの指板には28スタイルのスロテッドダイヤモンドのポジションマーク、ネック材も密度が高く硬質で、美しい杢目のホンジュラスマホガニーが使われています。
ナット幅は44.5mmの優しいソフトVネックで、ハイポジションまでそれほど厚味の変わらない演奏性の高いネックです。
ボディ内部のブレーシングは全てアディロンダックスプルース。
トップのブレーシングはThompson Guitarsのオーダースペック表の名称で「Pre-War Scalloped Adovanced X-Bracing Adirondack」と、アディロンダックスプルースのフォアードシフト、スキャロップブレーシングという仕様で、高い強度を保ちながらも反応の良さを併せ持つ、弾性の高さを備えたサウンドの要因ともなっております。
サウンドは、この美しい顔のイメージを音に表したような、華やかで明るく、倍音たっぷりのリヴァーブ感を持った、素晴らしいトーンを奏でるギターです。
音の粒立ちの細やかな、甘い倍音感が心地よく、明るくクリアーで、立体的な艶があり、太くストレートなパンチのある楽器です。
低音は太く重量感があり、中域も甘く太いトーン、高音域のクリスタルな響きは煌びやかで、とても華やかなサウンドです。
頼もしいボリューム感で低音のパワフルさが印象的ですが、各弦の実音が太くパワー感があり、強いタッチでのストロークでも余裕で反応してくれますので、フラットピックでガツガツ弾いても、バランスの良さやコードワークが爽快で、深い鳴りを楽しめます。
ステージで映える美しいルックスだけでなく、この上質なサウンドはライブやレコーディングにバリバリ使っていただきたいギターです!
ぜひ、この機会にお試しください!!
《 Preston Thompson 》
プレストン・トンプソンは1980年代にブルーグラス界の大御所Charles Sawtelleやピーター・ローエンが愛用したことで注目を浴びたベテランルシアーです。プレストンはチャールズ・フォックスの School of the Guitar Research and Design で製作の基礎を学んだあと、ナッシュビルの伝説のルシアー、ランディー・ウッドの Old Time Pickin'Parlor で腕を磨きました。そして以前から親交のあったブルーグラスの大御所 Charles Sawtelle の1937年D-28,1935年D-18,1929年OOO-45などを綿密に研究するチャンスを得て、それらの素晴らしいヴィンテージギターをもとに独自のギターを製作するようになりました。ギターの製作から長い間身を引いたプレストンは、多くのプレーヤーやギターファンの要望に応え2011年からギターの製作を再開し、2012年にオレゴン州シスターズに工房を構え新たにPreston Thompson Guitarの製作を始めました。彼のギターはブルーグラスの名手、ティム・メイやフラットピッキングギターマガジンの編集長、ダン・ミラーなどから絶賛され、本場アメリカのブルーグラス界で再び注目を浴びています。
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