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Martin 0-15 (1957)

¥748,000. (税抜¥680,000.)

CONDITION:
EX++
TOP:
Mahogany
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
42.9mm
BRACING:
Original X-Bracing
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
632mm
BINDING:
None
TUNER:
Waverly Bell-End
CASE:
Chip Board Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
blue-g@blue-g.com

営業時間(月曜定休)
11:00~19:00

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小柄で愛らしい0-15が入荷しました!

小柄なシングル0サイズでオールマホガニーの0-15は、Martinのラインナップでも一番手頃なスタイル15ですので、装飾類も簡素な入門機種的な扱いのモデルではありますが、ギターを手にすると分かる質感の良さや、奏でられるサウンドなどにはシッカリとマーチンらしさが有り、小柄なオールマホガニーの独特なサウンドとも合わせて、コアなファンも多い機種です。

戦中に一時生産が終了し、戦後の48年から再登場した0-15は、61年にも一旦生産が終了しましたが、15シリーズは90年代の終わり頃にオールマホガニーのスタイルで新たに展開しており、近年では人気のシリーズとなっております。
それでも、やはりヴィンテージの0-15は、優しい反応と甘く存在感のあるトーン!そして渋く枯れて暖かいサウンドを持った、レトロな味わい深いモデルです。

本機は、そんな0-15の1957年製で、オールマホガニーボディらしい箱の軽さが印象的なギターです。
トップやサイド&バック、ネックまでにも美しいホンジュラスマホガニーが使われ、ブラウンフィニッシュのレトロなルックスが特徴で、長年弾かれてきたギターならではの、痩せた塗装にウェザーチェックが走る、渋く枯れたルックスが素晴らしい、アンティークな質感です。

バインディング無しのシンプルな装飾で、ロゼッタは細い一本の線に見えますが、5プライと細かなところまで、Martinの美しいデザインを味わえます。
オリジナルの鼈甲柄のピックガードも、色味や木に馴染んだ質感はMartinのヴィンテージならではです。

50年代らしいスマートなヘッド形状、そこにブラジリアンローズウッドのヘッドトップで、ゴールドのMartinロゴが綺麗に残り、鮮やかに輝きます!
白い丸ツマミでオープンギアのオリジナルチューナーは、WaverlyでBell-Endなどと呼ばれるタイプで、50年代には他社などでもよく見掛けるレトロな、実に味わい深いチューナーです。

指板やブリッジは、赤黒い色味のブラジリアンローズウッド。
エボニーのナットや、小さなドットのアイボロイドを使ったポジションマークなど、細部まで見どころが多いです。

マホガニーのネックは微妙にピークを感じる優しいVシェイプの握り易いネックで、フッと手にして気軽にストロークするだけでも、軽いボディ全体が優しく震え、ウッディで暖かい鳴りが感動的です!

オールマホガニーらしい、甘くやわらかいトーンは耳に優しく、太く存在感のある各弦が、美味しく鳴ってくれる鳴り方は、ヴィンテージならではの魅力です。

ナットやサドルの交換、リフレットなど、消耗パーツの交換されておりますが、ヘッドプレートやオリジナルのペグ、ピックガード、指板やブリッジ、ブリッジプレートなども、大切なところはオリジナルのまま、雰囲気よく残っています。
マーチンクラックの修理跡やバッククラックの修理跡などは有り、ネックのリセットもされておりますが、それだけにネックの状態や弦高も適正で、ブリッジサドルの出幅も十分にありますので、弦高調整の余地もまだまだ有ります。

初めてのヴィンテージギターとしてもオススメですし、Martinの古いマホガニーモデルの良さを体感できる、素晴らしい個体です。
ぜひ、この機会に体感していただきたいヴィンテージです!