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Martin 2-17 (1928)

¥880,000. (税抜¥800,000.)

CONDITION:
EX
TOP:
Mahogany
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
45mmmm
BRACING:
Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
SCALE:
622mmmm
BINDING:
Brazilian Rosewood
TUNER:
Original
CASE:
Chip Board Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
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小柄で可愛らしいMartinのスモールギター2-17!

1922年に発表されたこのモデルは、スティール弦用にブレイシングされたマーチン初の”スパニッシュ・スタイル”ギター。
初年度に344本、1923年に800本近くを売り上げた当時のベストセラーモデルでした。
(1922年から1938年までの16年間に7000本以上が生産され、その間に販売されたマーチンギターの13%近くを占めていました。)
2-17を使用した最も有名なミュージシャンはジミーロジャース!有名な000-45を手に入れる前は2-17を愛用していました。
高価なギターではなかったのですが、多くのギタリストが小さめのボティは弾き心地が良く、サイズに反して音量があるのが印象的だったようです。

今回入荷したこの2-17は、1928年製のヴィンテージです。
ヴィンテージらしい緻密な木目のオールマホガニーボディで、アンティークなマホガニーブラウンの色合いや、古いマーチンの特徴と言えるシンプルに真っ直ぐなタイプのレクタンギュラーブリッジ、細かな黒白の5レイヤーサウンドホールリング、薄くウッドを合わせたボディトップのバインディングなど、さり気無く味わい深いルックスです。

ネック材も同様に、良質なマホガニーネックに、丸い穴のスロテッドヘッド。
ヘッドトップには装飾が無く、ヘッド裏にマーチン刻印が入るヴィンテージらしいスタイルです。
白く丸いアイヴォロイドのツマミがレトロなチューナーはオリジナルで、意外と動作もスムーズで快適に扱えます。

指板は赤黒く質感の良いブラジリアンローズウッド。
バインディングは無く、ポジションマークも非常に小さなドットが、5フレット目に一つ、7フレットに二つ、9フレットに一つの、パータンで、とても愛嬌があります。
この時期はオリジナルでバーフレットの仕様、弾き辛いとも言われるバーフレットですが、入荷時にフレットのエッジを綺麗に処理して、スライドしても引っ掛かる感じは少なく、弾き易く調整されております。

塗装はオリジナルが残っており、元々艶無しの仕上げでしたが長い年月を経て使い込まれ、所々に艶が出て、痩せて木部の導管が浮き出たところや、細かなウェザーチェックが入った質感などがとてもアンティークで、オールマホガニーボディらしい渋い風合いとなっております。
レクタンギュラーブリッジは木部から作り直されており、ナットやサドルの交換もありますが、他はオリジナルが残った、このモデルとしては非常に素性が良い個体です。
付属のケースも、恐らくオリジナルの古いタイプが付属しており、ギターとマッチした雰囲気の良い組み合わせです。

こちらはサウンドも素晴らしいギターで、軽いギター特有のレスポンスの良さを持ち、枯れきったヴィンテージサウンドで、このサイズのモデルとしては驚くほどの音量があります!
20年代の軽くて繊細なサウンドは、このヴィンテージギターでしか味わえないトーンで、音にしっかりと芯がありながらもレスポンスが速く、ほっこりしたこのサウンドには多くの方が魅了されると思います。
ラグタイムやカントリーブルースにはベストマッチする」ギターで、軽く爪弾くだけでも、絵になるサウンドが魅力です!

ルックス、サウンド共に趣が有り、なかなか素性も良くオススメのヴィンテージギターです!