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Franklin JUMBO (2016)
¥880,000. (税抜¥800,000.)
- CONDITION:
- EXF
- TOP:
- European Spruce
- SIDE BACK:
- Indian Rosewood
- FINGER BOARD:
- Ebony
- BRIDGE:
- Rosewood
- NUT WIDTH:
- 45mm
- BRACING:
- Scalloped X-Bracing
- PICKGUARD:
- Tortoise
- SCALE:
- 645mm
- BINDING:
- Ivoroid
- TUNER:
- Waverly
- CASE:
- Original Hard Case
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近年では、めっきりと出物が少なくなったフランクリンで、人気の高いJUMBOモデルの中古品が入荷しました!
フランクリン・ギターと言えば、まだルシアーという言葉が知られていない80年代から90年代初めに、ステファン・グロスマンやジョン・レンボーンが使用して一躍有名になった伝説のギターで、特に伝説のプレーリーステートタイプをモチーフとしたジャンボモデルの人気が高く、その独特なスタイルやルシアーメイドらしい造りの良さ、そしてサウンドクウォリティーの高さも魅力です。
フランクリンを製作していたニック・クーキッチ氏は90年代半ばに急に製作を辞めて姿を消し、フランクリン・ギターは謎に包まれていましたが、2000年代には製作を再開しており、本機はその製作を再開した後、だんだんと製作が安定してきた頃、2016年製作のジャンボモデルです。
この特徴的なルックスのジャンボモデルは、伝説的なラーソン・ブラザーズの中でも有名な、プレーリーステートの一つのスタイルをモチーフにデザインされており、ボディサイズが16.77インチと大柄なサイズのギターです。
トップはトーンウッドとしても評価の高いヨーロピアンプルース。
クッキリとメリハリの効いた細かな木目が素直に通る材で、程よく年月が経って色焼けた表情が良い味を醸し出しております。
このドシっとしたようなジャンボスタイルの大柄なボディに、小柄なティアドロップ風のベッコウ柄ピックガード、ローズウッドのベリーブリッジもややゴツく大きめで、そこにアイヴォロイドのバインディングにヘリンボーントリムという、なんともアンバランスなような、それでいて目が離せない、なんともファニーな風貌が独特です。
サイド&バックはインディアンローズウッド。
一般的によく使われる材ですが、柾目の穏やかに整った木目や、程良く赤黒い色味など、なかなか風味の良い材が用いられており、背面の装飾はシンプルなだけに、この木材の風味がルックスの一番のポイントになりますが、大柄なこのサイズでも見飽きない、良い風合いのローズウッドです。ボディのエンドピースはシャープな三角形に仕上げられており、細かい所ですが拘りが見られます。
ボディの厚みも、他社のジャンボスタイルとそれほど暑くはなく、このサイズ感の割には抱え易いボディです。
ヘッドの付き板はエボニーで、細身の面長なヘッドが引き締まった印象になり、シンプルなヘッドのブランドロゴと共に、非常にシャープでエレガントな印象です。
ペグはウェーバリーでエボニーつまみのタイプが搭載され、特徴的なボリュート形状も独特です。
活動再開後のフランクリンは、ヘッドの上からトラスロッドを回せるようになっており、専用レンチも付属しています。
指板はエボニーで、ポジションマークは小さなスロテッドダイアモンドが5フレット目に2つ、7フレットに1つ、9フレットに2つのシンプルなパータン、ナット幅が約45mmのマホガニーネックは、フランクリン特有の緩やかな丸いシェイプです。
サウンドは華やかな倍音感が魅力で、ジャンボボディらしい迫力のあるトーンです!
低音の太さや重たい出音はとても気持ち良く、フィンガーはもちろん、フラットピックでもとても良く合うギターだと思います。
音の芯がしっかりとしており、とにかくとてもクリアなサウンド!
レスポンスも速く、音の押し出し感もあるので、ラグタイムなどを弾いても楽しいギターです。
スケールも645mmですのでオープンチューニングにも最適なギターで、独特なルックスですが最近のフィンガースタイルにも対応できる懐の広さがあります。
最近では出物の少ないフランクリンで、特徴的なジャンボモデルですが、見た目の印象よりも扱い易く、サウンドもレンジ感があって弾いていて楽しいギター!
以前にピックアップを搭載していたようで、エンドピンジャック穴加工の跡に太めなエンドピンが装着されておりますが、他は年式の割には綺麗な状態の中古品です。
気になる方は、是非お問い合わせください!
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