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Martin 00-18 (1949)

¥1,100,000. (税抜¥1,000,000.)

CONDITION:
VG+++
TOP:
Spruce
SIDE   BACK:
Mahogany
FINGER BOARD:
Brazilian Rosewood
BRIDGE:
Brazilian Rosewood
NUT WIDTH:
42.8mm
BRACING:
Original Non-Scalloped X-Bracing
PICKGUARD:
Original
SCALE:
632mm
BINDING:
Tortoise
TUNER:
Original KLUSON
CASE:
Hard Case
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BLUE-G
ブルージーコーポレーション
03-6273-7585
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1949年製の00-18、プレイヤーズコンディションの為、お買い得な1本です!

戦後の40年代後半、この時期のMartinはシンプルなラインナップ展開をしておりましたが、そのなかでもスタイル18は生産の主力となっており、ドレッドノートや000、小さな0などと同様に00-18も年間500本前後ぐらいの生産本数で推移しておりました。
なんとなくマニアックな感じもする00サイズの中でも、この時期の00-18は比較的に見る事が多かったのですが、近年では出物も少なくなっております。

今回入荷の1949年製00-18は、各部を修理調整されながら使い込まれた、プレイヤーズコンディションの状態で、この年代らしい杢目がはっきりと力強く出てたトップのスプルースも、サウンドホールやピックガード周りに大きく弾き傷が入り、他にも細かな打コンや擦り傷、トップブリッジ下の少し1弦寄りにクラック修理跡も有ります。
その弾き傷やクラック修理跡の塗装面にタッチアップやオーバースプレーされたりもしており、かなり渋くワイルドな顔付きになっております。
レトロなベッコウ柄のピックガード、サウンドホールには18スタイルのシンプルなパーフリング、ベッコウ柄のバインディングに薄い白黒のトリム、ローズウッドのベリーブリッジは上面が削られて若干薄くなっておりますがオリジナルが残り、非常にアンティークな風合いです。

サイド&バックは18スタイルらしくマホガニーで、マホガニーブラウンのカラーとシンプルな装飾が素朴で、使い込まれて傷の多い状態が、また渋い感じになっております。

ヘッドには美しいブラジリアンローズウッドの付き板に、マーチンのデカールロゴ。
この時期のロゴは、意外にキラキラと明るい色合いが残る事も多く、なかなか華やかな印象です。
この時期独特のオリジナルペグは、オープンバックタイプのクルーソンペグで、厚みのあるプレートがレトロな独特なスタイルです。
ブラジリアンローズウッドの指板はバインディングが無く、ポジションマークはシンプルなドットの18スタイルです。

全体的に塗装は痩せて劣化し、細かくウェザーチェックが入った貫禄のある外観です。
細かな箇所を見ると、恐らく古い時期にリセットされており、リフレットにネック調整、ナットやサドル、ブリッジピンの交換、ネックヒールにストラップピン取り付け跡が有り、ケースもノンオリジナルのハードケースとなります。
また、現在はL.R.Baggs Lyricが取付されており、サウンドホールの内側にヴォリュームコントロールが見えます。

このように各部調整や修理をしながら弾き込まれ続けたギターのようで、サウンドはダブルオーらしいバランスの良い鳴りが素晴らしい1本です!
ヴィンテージらしい枯れた音ではありますが、しっかりとサウンドの芯が残った野太さが有り、マホガニー特有の音の抜けの良い軽快さがありながらも、存在感の強い魅力的なサウンドです!

使用感や調整箇所が多い個体ですが、この年式としてはお買い得で、しっかりと調整されてきただけに演奏性も問題無く、サウンドも素晴らしい一本です!
18スタイル好きの方には、このような使い込まれたルックスも好きな方は多いのではないかと思いますので、気になる方は是非ご検討ください!