Pre-War Guitars Co. OM-18 (2019)

 

CONDITION:
NEW
TOP:
Torrefied Adirondack Spruce
SIDE   BACK:
Honduras Mahogany
FINGER BOARD:
Gabon Ebony
BRIDGE:
Gabon Ebony
NUT WIDTH:
44.7mm
BRACING:
Scalloped X-Bracing(Forward Shifted)
PICKGUARD:
Tortoise
SCALE:
645mm
BINDING:
Tortoise
TUNER:
Waverly 4076 Relic
CASE:
Harptone Case
OTHER:
Distress level 1.25
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OM-18モデル!
明るい黄色の香ばしく焼けたトップの色味と、マホガニーのサイドバック材も雰囲気抜群で、30年代初頭のオリジナルOM-18と見間違うほど、貫禄のあるギターです。

トップ材のアディロンダックスプルースは、18スタイルらしい少し杢目の幅が広い材が使われています。
黄色く焼けた質感。細かなウェザーチェックが再現され、ミントコンディションのヴィンテージギターと同様のルックスです。

トップのサウンドボードとボディ内のブレーシング材は、すべてトリファイド加工のアディロンダックスプルースが使われています。
スプルース材の中にはサップ(樹脂)が多く含まれていますが、サップは木の中の糖分で、焼くことによってそれが硬いレジンの結晶となります。ヴィンテージギターのトップは、経年変化で上記のような状態となりますが、トリファイドシステムでは木材を焼くことでヴィンテージギターと同じ状態を再現しています。
この技術によりヴィンテージギターのように、香ばしいルックスと、スムーズで抜けの良い、カラッと枯れたサウンドを実現しています。

サイドバックはホンジュラスマホガニー。
杢目の綺麗な材で、とても良い材が使われています。

ネックも、厳選された良質な材で、縦ストライプが美しく、梨肌のような杢目で密度の高い、ヴィンテージライクな良質のホンジュラスマホガニーが使われています。

ヘッドのウェザーチェックや、マッドな質感に加え、チューナーはウェバリーのバタービーンつまみののオープンバックタイプ。レリック仕様のレトロなペグが、とても自然にはまっています。

指板&ブリッジには、良質なガボン産の真っ黒いきめ細かなエボニーが使われています。
ポジションマークはオリジナルOMと同じパターンのドットマークで、5、7、9Fに向かって小さくなっていく仕様です。

オリジナル製作のピックガードも雰囲気抜群で、1930年前後の落ち着いたブラウンの色合いがリアルで、トップのカラーとピッタリはまり、このレトロな顔は見事です。

細部のディテールもリアルで、やや肉厚のネックや、細いネックヒールなど、こだわりが感じられます。
ボディ内の、サイドの割れどめの茶色いリボンや、フォアードのXスキャロップブレーシングの、Xの位置のニカワが染み込んだ布の感じなど、ヴィンテージギター好きには嬉しい、非常にマニアックな仕上がりです。
ナット、サドル、ブリッジピン、エンドピンなどの細かいパーツも、エイジド加工が施され、レトロなテイストを演出しています!

(エイジド加工について)
エイジド加工のレベルは1,2,3,4とあり、数が増えるほど、ダメージの段階がヘビーになっていきます。
ダメージ加工は、PRE-WAR GUITARSの作り出す、枯れたヴィンテージサウンドにとって重要な要素です。
ベースとなるレベル1から、極薄のフィニッシュに、自然なウェザーッチェッキングを施すことで、塗装表面の張力を緩和して、より奔放で、開放的な自然な反応、ウッディで枯れたサウンドを得ることができます。プリウォーギターを弾いていただくと、楽器が自由に呼吸することを感じられると思います。

このギターは、レベル1.25です。
細かなウェザーチェッキングが走り、僅かなダメージが加えられ、経年したような極薄の塗装の質感が再現されています。

ナット幅は44.7mm。
伝統的なダブテイルジョイント。接着にはニカワが使われ、塗装は極薄のニトロセルロースラッカーです。薄い塗装が、木に馴染んだ風合いで、ややマッドな仕上げなので、新品を持っている感じがしません。握りやすいヴィンテージMARTINスタイルのマホガニーネックも、サラサラと手に馴染みやすく、良い感じです。

貫禄のあるルックスにふさわしく、出てくるサウンドも素晴らしいです。
今まで新品のギターではなかった、ヴィンテージそっくりなスムーズな反応です!!
PRE-WARのギターは、枯れた質感が特徴的で、今一番ヴィンテージギターに迫った音を出していると思います。ウッディで、太い出音に加え、戦前のオールドに感じる、木材が引き締まった質感、すっきりと乾いた澄んだ響きを、新品で出している、驚きのクオリティは、ヴィンテージ好きにも、ルシアーギター好きにもオススメです。

このOM-18モデルは、戦前のMARTINの枯れた太い出音に、カラッとマホガニーらしい音抜けの良さとパンチのあるサウンドが特徴です。
ストロークした瞬間にサウンドホールから飛び出る圧巻のサウンドは是非体感して頂きたいと思います。

極薄のラッカーフィニッシュに、細かいウェザーチェッキングを施したこの素晴らしい外観、熱処理された特別なアディロンダックスプルースの抜けの良い音、ニカワ接着によるオープンでしなやかな自然なサウンド。現代の技術で、ようやくここまでヴィンテージギターに近い物が再現出来るようになりました。