Ryan Gerber RL15+ (2018)
- CONDITION:
- NEW
- TOP:
- Swiss Moon Spruce
- SIDE BACK:
- Curly Koa
- FINGER BOARD:
- Macassar Ebony
- BRIDGE:
- Macassar Ebony
- NUT WIDTH:
- 44.5mm
- BRACING:
- Modified Lattice
- PICKGUARD:
- Clear
- SCALE:
- 643mm
- BINDING:
- Macassar Ebony
- TUNER:
- GOTOH 510 21:1
- CASE:
- Ameritage
- OTHER:
- Florentine cutaway
- OTHER:
- Side Sound Port
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ブルージーのカスタムオーダー、コアサイドバックのRL15+。
非常にパワフルで、太く強力なサウンドです。
トップ材はスイスムーンスプルース。白く、きめ細かく繊維の光沢が美しい良い顔をしています。
印象的なロゼッタは、フィギャードのコアのウッドピースのリングに、立体的なエボニーの装飾と、また今までにない工夫が加わりました。上品な仕上がりで、さらりと手の込んだ装飾を見せてくれます。
真っ白のトップ材を、杢目の美しいカーリーコアのトップパーフリングと、黒いマッカーサーエボニーのボディバインデングも雰囲気よくふちどっています。
サイドバックは素晴らしいカーリーコア材が使われています。立体的なフィギャードが走り、色気のあるダークな色味も雰囲気抜群です。マッカーサーエボニーのボディバインディングとグリーンのウッドパーフリングが全体に装飾され、オプションのセンターストライプが、コアのブックマッチで輝く、フィギャードの中央にスッキリと走り、エンドピースの装飾など、細部までとても綺麗な仕上がりです。
バインディングの装飾の一部のように見える、サイドのサウンドポートもユニークです。長方形の細いスリットで、外観上、とてもシンプルで、効果は十分で、深いサウンドを堪能できます!!
ネックは、ワンピースのホンジュラスマホガニー。ヒール付近の綺麗な杢目が印象的で、キリッと縦のラインが走り、密度の高い硬質なネックです。
ヘッドや、サウンドホールロゼッタは、作品ごとに遊び心に溢れた仕上がりで、一本一本違いますが、
ヘッドプレートにも、フィギャードコアが活かされ、ヘッド周りをマッカーサーエボニーがキリッと締め、コアの美しい杢目が明るく映えます。ベストグレードのマッカーサーエボニーを使った、指板&ブリッジも、きめ細かく美しいです。
オリジナルのアメリテージのハードケースは、黒い外装とグレイのインナーで、白いトップとこの美しいコアのギターとトータルで嬉しい仕様です!!
RL15+モデルは、OMをややサイズアップした設計で、
ボディサイズは、オーソドックスなMARTINのOMより、トップボトムが1センチほど広い39.5cmほど。
エンドブロック部のボディ圧が、1.3mmほど深い、11.8cmです。
サウンドホールからボディの中を観察すると、独特のネックブロックの立体的で美しい仕上げや、トリプルレイヤーのサイドと、切れ目のないソリッド・ライニング。トップはモダンなXブレーシングにラティスを組み合わせたオリジナルのブレーシング。バックはマホガニーのブレーシングなど、細部まできれいな仕事ぶりを見ることができます。
たっぷりとしたボディ鳴りが心地よく、あたたかい倍音感で、太く大きな音像で鳴ってくれます。
フィンガーの軽い入力でも、しっかりとしたピアノのような深い低音、奥行きのある反応で、あたたかい木のぬくもりがあって、色気のあるリバーブを強く感じる独特のサウンド。
上質なムーンスプルースらしい、粒立ちの良明るい広がり、コア材の艶感と、深く深く重なる倍音が気持良いです。
楽器を前にして聴いていて、遠達性のある、とても存在感がある出音ですが、サイドサウンドポートの効果で、弾き手も音の中に入り込んで、とても心地よく演奏できます。
作り込みの良さ、デザインとルックス、豊かなサウンド共に、極めて満足度の高いギターです。