プレストン・トンプソンは1980年代にブルーグラス界の大御所Charles Sawtelleやピーター・ローエンが愛用したことで注目を浴びたベテランルシアーです。
プレストンはチャールズ・フォックスのSchool of the Guitar Research and Designで製作の基礎を学んだあと、ナッシュビルの伝説のルシアー、ランディー・ウッドのOld Time Pickin' Parlorで腕を磨きました。
そして以前から親交のあったブルーグラスの大御所Charles Sawtelleの1937年D-28,1935年D-18,1929年000-45などを年密に研究するチャンスを得て、それらの素晴らしいヴィンテージギターをもとに独自のギターを製作するようになりました。
ギターの製作から長い間身を引いたプレストンは、多くのプレーヤーやギターファンの要望に応え2011年からギターの製作を再開し、2012年にオレゴン州シスターズに工房を構え新たにPreston Thompson Guitarの製作を始めました。
彼のギターはブルーグラスの名手、ティム・メイやフラットピッキングギターマガジンの編集長、ダン・ミラーなどから絶賛され、本場アメリカのブルーグラス界で再び注目を浴びています。
|